桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2009・1・12

2009年01月13日 | Weblog
昨日の日記で△△監督の『××』と云う映画を酷評した処、早速知人から電話があって、あの映画はDVDで見るもんじゃない、ちゃんと劇場で見るものだ。劇場でみたら面白さが違うと抗議があった。確かにそうかも知れない。家庭のテレビ受像機で見るのと劇場で見るのでは見た後の印象が絶対違う。だが、しかし、昔ならいざ知らず、今や作り手たちも作品をDVDで見られることを覚悟して作らざるをえない時代だ。いや、大型画面が普及したし、DVDで見られるのはまだいい。これは映画ではないけど、今年ギャラクシー最優秀賞を獲得したテレビドキュメンタリー『アンジェイ ワイダ』を、俺は録画する時間がなくてワンセグの携帯で録画して見てしまったことがある。でも、気持ちを集中して見ることが出来たせいか、とても面白かった。作り手たちは今、劇場のスクリーンから携帯画面までに対応出来る作品を作ることを求められている。大変な時代になったもんだ。でも、そんなことは今の俺が深く考えることではない。今、俺が深く考えなければいけないことは五周年を迎えるに当たって会社と店の行く末だ。今日も一日パソコンの前に座って経営報告書を作りながら考えていたけど、過去は分析できても将来が展望できない。俺はホント経営者に向いてないとつくづく思う。