桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2009・6・26

2009年06月27日 | Weblog
8時近くまで「独房、若しくは雑踏」の台本執筆。昨日まで書いた処が行き詰まったので、違う方法でアプローチしてみようと試みたのだけど、こっちの方がどうにもならない。苛立って、ソファの前のテーブルにあった高級チョコレートを摘む。一つのつもりが二つ、三つとなって、いつの間にかケースにあったチョコを完食してしまった。その時、ふと還暦を過ぎた男の部屋にチョコレートがある不思議を思ったりする。その理由は云わなくてもお分かりだろう。所有者に分からないようにチョコレートのケースをごみ箱に隠して、8時過ぎに出勤。その途端、カレー豆腐、ボロネーゼ、自家製コロッケ2人前、マグロとアボガドのわさび醤油和え、オムライス、スペイン風玉子焼きと料理のオーダーが七つ続く。全て出し終わるまでにジャスト一時間。コロッケは同時にやったので1オーダーと計算すると、一つのオーダーに10分かかっている計算になる。早いといえば早い。でも、今日の場合は殆ど同時にオーダーされた為、最後のスペイン風お焼きをオーダーしたお客さんは一時間待たされたことになる。遅いといえば遅い。いや、ハッキリ遅すぎる。でも、厨房は俺一人で働いているので解決策はないのだけど、芝居の台本の方の解決策を見つける方が優先だ。高級チョコがまだ部屋に他にもあるのを知っている俺は、これから台本が完成するまでに所有者に隠れてどれほどのチョコレートを食べることになるのか?
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