桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2009・3・22

2009年03月23日 | Weblog
花粉症がひどい。眼がかすみ、鼻水は垂れっぱなし、クシャミが連続する。鼻水をかむのもクシャミも体力を消耗するのか、朝からぐったりしている。薬のせいか喉が乾くし、頭はボッーとしている。こんな日は食事を作る処か、食べる気もしない。Mも食欲がないみたいなので、彼女の好きなピザを取ったが、そのピザが不味いのか俺の舌が麻痺しているのか、美味さを感じられない。無理やり一枚2500円のピザを喉に押し込む。後はソファにゴロッとなってテレビを見るが、東京マラソンはバラエティ番組みたいで見る気はしないし、ひかりテレビで「クロコダイルダンディ」を見ることになったが、途中で夢の世界の方が面白くなってチャンネルを変えてしまう。起きたのは六時過ぎ。折角の休みだし、何処かへ出かけようと思ったけど、天候も体の具合も悪いので、その意欲は消滅。残り物の焼きそばを作って食べる。テレビは夜になってもつまらない。12chの家族交換物をダラダラと見る。途中で「釣りバカ日誌17」にチャンネルを変える。ハマちゃんスーさんは殆ど出てこないで、ゲストの石田ゆり子と大泉洋と片岡鶴太郎の話ばかり。これじゃハマちゃんスーさん物語じゃない。寅さんの時も思ったけど、こういうのって、いいのかね?体調がよくないので精神状態も悪くなってしまってそう思うのか?このシリーズの第一話に脚本として名前を連ねている俺としては複雑な思いだ。そんなことをぶつぶつ言いながら珍しく二人で部屋でお酒を飲みだす。肴は賞味期限が切れた鰺の干物、一週間前に作った肉じゃがの残り、一ヶ月前にYちゃんから広島土産として貰った穴子の燻製で、ビール、ワイン、日本酒と結構飲み続けるが、いつもより酔わない。1時からひかりテレビでやっていた「リトルチルドレン」を大して期待せずに見る。処が3時半近くまで席を立てない程の面白さ。こういう非ハリウッド的映画をみるとアメリカ映画も捨てたもんじゃないと思ったりする。一日の最後に得した気分になれてよかった。