桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2009・3・1

2009年03月02日 | Weblog
夕べ寝るのが遅くて11時近くに起きたMの妹Yちゃんに、外食するとしたらトンカツと寿司とどっちがいいと聞く。寝起きだし、どっちもいやだと云うと思っていたらトンカツが食べたいと云うもんだから、三人で白金にある行きつけのトンカツ屋『D』へ。そして180グラムのヒレカツをペロリ。さすが16歳の胃袋。いくら食い意地の張っている俺でも起きてすぐの食事にトンカツは少しヘビーだったが、Yちゃんに負けてはいられないとロース定食を完食。渋谷から原宿に買い物にいくMとYちゃんを見送って、俺は1時に店へ。今日はK大学の演劇サークル『フラッツ』の公演がマチネとソワレと二回あるので、そこから終日穴蔵の中。途中暇だったので店の将来や展開について考える。それを基に、四月から働いてくれる予定のY君と六時から打ち合わせ。まだ27歳なのに黒テントや劇作家の岸田理生が好きだと云う演劇青年。20歳の時からバーテン修行をしてきて、お酒と接客については一家言持つプロ。全てにおいてアマチュアで十年やってきた俺とは対照的だ。プロフェショナルな彼とアマチュアリズムの俺とがうまく融合してくれるとコレドも生まれ変われるのではないかと予感する。10時過ぎ店を閉め、MとYちゃんと近所の中華料理屋へ。本当は二人は焼肉を食べたかったらしいけど、さすがに一日二食も肉を食うのは61歳の俺には無理なので中華で手を打って貰ったのだ。22歳と16歳の若い女の子を連れて、深夜、春巻き大の大餃子9個と豚ネギ炒飯、麻婆豆腐、手羽焼き、もやし炒めを注文する俺は店の人や周りの客からどんな風に見られただろうか?