桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2007・8・30

2007年08月31日 | Weblog
7時前に名古屋のCテレビのプロデューサーKさんとSさんが近所にあるドキュメンタリー制作会社Eの演出家Hさんと来店。モルトウイスキーやすき焼などどんどんオーダーしてくれるもんだから今日はひょっとしていい線を行くかも知れないと取らぬ狸の皮算用をしていたら、1時間経っても2時間経っても他に誰もお客さんが入ってこない。10時前にKさんたちが帰って、それでもまだ10時前だし、これからだと強がっていたけど、引き続き1時間経っても2時間経ってもお客さんは入ってこない。あの広い空間にMちゃんと二人きり、ただただお客さんが現われるのを待ち続ける。Kさんたちが来た時からも入れるともう5時間以上も待っている。かなり地獄的だ。1時を過ぎる。まだお客さんは来ない。地獄的を通り越す。Mちゃんにはもう帰っていいと云ったのけど、俺が可哀相だからと云ってタイムカードを押した後で待つのにつきあってくれる。1時半になる。後片付けを始める。それでもまだ、こういう時に限ってお客さんが来るんだよなと期待する。でも、後片付けが終っても階段を降りる靴音は聞こえない。もう限界。後10分で閉店時間だと云うのに、それを待ちきれずに店を飛び出す。こんな日はラーメンと餃子のやけ食いしかない。