桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2007・8・15

2007年08月16日 | Weblog
こう云うの、認知症と云うのか、アルツ状態と云うのか、スタッフのTちゃんの名前が突然出なくなることがある。毎日接している彼女ですらそうなのだから、お客さんの名前は当たり前みたいに忘れる。顔だって三十分位しないと思い出さない。下手すると帰るまで何処の誰だか分からないことだってある。別に居直っている訳じゃないけど、加齢のなせるワザと諦めるしかない。でも、だからってパーティの予約を忘れてしまっては、言い訳できない。今日、5時に店に出て、開店準備を終えてのんびりしていたら、控室から戻って来たTちゃんに、今日の7時半からの予約って何ですか?と聞かれ、キョトン。控室の予約カレンダーを見てみたら、確かに俺の字で「××様、7時半」と書いてあるのに、全く思い出させない。数人の予約だろうとタカを括り、またのんびりする。しばらくして、あれ?ひょっとして?まさか……と××さんから電話がかかってきた時のことが思い出される。やばいっ、20人の予約を受けていたと気づき、慌ててフードの用意を始めたのは7時前。それから9時近くまで、とりあえず料理を出し終わるまで、何をしていたかよく覚えてない。加齢のなせるワザではなく、単なる暑さボケだと思いたいんだけど。