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渋沢栄一「論語と算盤」読書会が始まりました

2013-09-18 22:03:31 | 日記

日本資本主義の父と呼ばれ500社もの企業の設立に関わった渋沢栄一が、お金儲けだけでなく企業経営にも道徳が必要と説いた「論語と算盤」の読書会が作家の守屋淳氏の指導のもと王子の渋沢史料館で始まりました。本日はその第1回目で渋沢史料館の館内見学と守屋氏の講義がありました。守屋氏は「明治と現代はグローバル化という点で似ており、明治は工業によるグローバル化、現代は情報、デジタルによるグローバル化」と言われ「現代は人間の仕事がコンピュータに代替していく時代」とも言っていました。

現代は正に人の命をもコンピュータによって延命してゆく時代です。渋沢栄一は工業によるグローバル化の中でも人的ネットワークを駆使して企業だけでなく社会の底辺にいる人々にも目を向けて医療、教育と幅広い社会事業を進めました。数字ばかりに追われる人間不在の今だからこそ渋沢栄一の「論語と算盤」に学ぶべきときだと思います。

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