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勝海舟に学ぶー日常の観察眼

2011-06-15 20:43:15 | 日記
「おれが長崎にいたころに、教師から教えられたことがある。それは「時間さえあれば、市中を散歩して、何事となく見覚えておけ。いつかは必ず用にたつ。兵学をする人はもちろん、政治家にも、これは大切なことだ」と、こう教えられたのだ。
 そこで、おれは調練の暇さえあると、必ず長崎の市中をぶらついた。ステッキの頭へ磁石をつけて、これで方角をとっては歩いた。それだから、もちろん今日では全く変わっているだろうけれど、そのころ米屋がどこの横町にあるとか、とうふ屋がどこの角にあるとかいうことまで、ちゃんとおれはのみこんでいたよ。
 このときのことが習慣になって、その後どこへ行っても、暇さえあれば独りでぶらついた。それゆえ東京の市中でもたいていは知らない所はない。日本橋、京橋の目抜きの所、芝や下谷の貧民窟、本所、深川の場末までちゃんと知っている。そしてこれが維新前後に非常にためになったのだ。」(勝海舟「氷川清話」より)
私も日中、時間が有ると電車に乗らず都内を歩いたりしますが、多く歩いていると自然と方向感覚が備わりうまく目的地まで歩いて行けるものです。そして歩いているときに普段気付かない東京の景色が目にはいり面白いものが目にはいってきます。人は遠くのほうに憧れ見果てぬ欲望を持ちますが、意外と普段気付かない身近なところに大切なものが潜んでいるような気がします。
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