仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




SL・冬の湿原号は釧網線の釧路駅と標茶駅間を運行しています。


【網走方面から標茶駅を見る】

サルルン展望台で塘路駅出発の俯瞰撮影を済ませた後、バスで標茶駅に向かいます。


【先頭から切り離し、一旦引き込み線に入る】

冬の湿原号は、蒸気機関車(SL)が客車を引く形で運転されるため、標茶駅で折り返して釧路に向かう場合、進行方向が逆になるため機関車を付け替える必要があります。


【給水場所・道路際なのでファンも大勢!】

このため、標茶駅に到着すると一旦、SLと客車を切り離し、SLだけ引き込み線や側線を通って当初の客車後端に付け直します。


【機関車後部にある水タンクに給水中】

蒸気機関車は、その文字の通りに蒸気の力で車輪を回して動きますが、燃料(石炭など)と水を多量に消費します。このため、標茶駅では水タンクに給水します。


【側線を通って反対側に移動】

蒸気機関車が普通に走っていた当時は、西部劇映画などでお馴染みの給水設備(伸びたパイプが旋回する)がありましたが、今はホースで給水。ちょっと味気ないですが・・・・


【乗務員と打ち合わせ中】

また、かつては蒸気機関車の方向転換をするための転車台も各地にありましたが、これもディーゼルカー(両方向に走行できる)ばかりになってしまうと不要な設備になり、標茶駅にもありません。

【後ろ向きで緩急車に連結】

このため、折り返し時には残念ながら機関車は後ろ向きに走ります。一応、SLも両方向に走ることはできるのですが、やはり先頭には”顔”があるため、後ろ向きはちょっと興ざめです。


【跨線橋から釧路方面を見る】

標茶駅ではSLの付け換えや給水風景を撮りましたが、いよいよ「冬の湿原号」に乗車します。駅の構内に入っても、ホームや跨線橋から、多くのカメラがSLを狙っていました。

にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ






コメント ( 6 ) | Trackback ( )