仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




”SL冬の湿原号”撮影ツアーもいよいよ、定番となっているサルルン展望台に向かいます。塘路駅から少し北に行き、国道沿いの駐車場から整備された木道を通って登っていきます。


気温は当然氷点下ですが、お天気はよく、ゆっくりと登ることができます。
ところが、峰筋まで登るとものすごい強風で、体感気温は一気に下がっていきます。フードを被っていないと、露出している肌はキンキンに痛くなり、とてもじゃないが我慢できません。それでも、白樺林のなかを歩いていくとなんとも気持ちの良いものです。


カメラも意外と頑丈で、きちんと作動します。バッテリーの容量低下もそれほど気にすることもありませんでしたので安心しました。


ただ、むき出しのレンズについては内部に曇りができてしまいました。ファインダーをのぞいて中心部がぼやけていたのでレンズを見てみると曇っています。
クロスで拭いても取れません。車から出たときから、徐々に外気に当てて温度調整をしていたのですが多分、前面ガラスの内側が凍ってしまったようです。


釧網線のSL撮影としては本当に有名なサルルン展望台と、そこから少し登った三角点(79.1m)を撮影ポイントにしましたが、ものすごい強風で寒さもこたえます。


展望台の南側は急斜面ですが開けており、結局はそこに三脚を据えました。ここは南斜面で風も無く、太陽もぽかぽかと当たって別世界です。
斜面のすぐ下を釧網線が走り、手前のサルルン沼、左手の塘路湖を左右に分けながら正面の塘路駅に続いています。


しかし、この斜面はエゾシカたちにとっても居心地がよいようで、糞だらけです。最初は踏まないようにとか、座る場所に気をつけたりしていましたが、あまりに多すぎて避けるすべもありません。
ここでおよそ3時間、これだけのんびりとした時間を持つのも久し振りでした。

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サンシュユの花が黄金色に咲いています。
何度も撮っているのですが、なかなか満足した写真になりません。ただ、あんまり遅くなると時機を失してしまいそうなのでこの辺でアップします。


最近、パソコンに座りながらラジオを聞くことが多くなりました。民放はコマーシャルが多くて賑やかすぎるのでもっぱらNHKです。


いろんな情報があって面白く、それなりに聞いているのですが、話題が変わるときに必ず音楽が入ります。長くて数分ですのでその音楽に集中することは少ないのですが、最近の曲はただ単に音をつなげているだけとしか思えない、時間稼ぎ的な曲が多いように思います。


一応、それなりの曲名がついているのですが、ボーカル曲ではなく、楽器演奏がほとんどです。しかもその演奏もメロディー(テーマ)があるわけではなく、単純な音程の繰り返しばかり、単に音が鳴っているだけと言った感じです。


まあ、前述のように場面転換の時間稼ぎですので、音楽として聞く(楽しむ)必要性は無いのでしょうが、公共の電波として放送されているのに、なんの印象も残さない音の羅列を流すのは残念です。

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中四国にはいくつか鍾乳洞がありますが、高知では香美市土佐山田の龍河洞が有名です。


通常は洞内の遊歩道(観光ルート)に照明が施されているのですが昨日から、毎月第2日曜日に時間を限って洞内の照明を全て消し、提灯の明かりだけで洞内を巡るツアーが催されています。


【ギンリョウソウが枯葉の中から首を出していました】

その行事を報じるニュースを聞いていてなるほどと思ったのは、体験した方の感想で、いままで真っ暗闇という環境になったことがなかったので、恐かったというものでした。


その方は大阪(?)から来られたように言っていたと思うのですが、都会では深夜でも決して、全ての明かりが消えることはなく、真っ暗闇という環境は考えられないでしょう。


でも私の回りでは、曇天の夜などは月明かり、星明かりもなく、家の明かりも見えない場所では完全な闇の世界があり、真っ暗闇は珍しくありません。
そんな場所に住んでいると先ほどの方の感想が、”なるほど、それは面白い体験をしましたね”と思う次第です。


【水菜】

私の住んでいる近くにも小さな鍾乳洞があります。子どもの頃、蝋燭を持って入ったことがあります。中で面白がって蝋燭の火を消したこともありますが、自分たちの声だけが異様に響いて大慌てで這い出てきたことを思い出しました。

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ときどき出会う黒猫ですが、なかなか警戒心が強くてうまく被写体になってくれません。


この日はこちらが先に、道路を横切っているその存在に気づいてゆっくりと近づいていったのですが、向こうもすぐに気がついてガードレールに隠れてしまいました。


それでもレンズを向けながらそろそろと距離を詰めていくと、あっという間に横をすり抜けていってしまいました。


こちらはカテンソウ。暖かい日でないと開かないようで、前日には咲いていたものも、曇りや雨の日には閉じています。


確かに、花の形が上向きに開いており、雨が降ると受け皿になってしまうので具合が悪いのでしょう。

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あっというまに弥生、三月になりました。
昨日は県立高校の卒業式もあったようで、進学、就職にと、新しい生活に向けて巣立っていったことでしょう。


ご案内するのが遅くなりましたが、先月26日から昨日まで、地元新聞社関連企業による文化教室の生徒作品展があり、私も写真を出展していました。


最終日の昨日になってやっと、会場に行ってきましたが、写真だけに限らず、様々な芸術作品が展示されており、大いに刺激を受けて帰ってきました。


今回出展した写真ですが、W四つ切りのパネル展示でした。単品でみている時にはこのサイズでも結構、大きく感じたのですが、沢山の展示作品を並べると小さく見えました。他の部門では半切サイズで展示されているところもありましたので、やはりそれくらいは必要だなと感じました。


ところで、先月22日に祖母が亡くなりました。昨年末ころから予断を許さない状況が続いていましたが、多くの子ども、孫、ひ孫に見守られて百一歳という天寿を全うしました。


葬儀などでしばらく休みましたが、また少しずつ、身近な春を届けていきたいと思います。

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