2010年にTemelさんらの
進行肺がん患者さんに対して
早期から緩和ケアチームが介入した群の方が
予後が長かったという論文がNEJに出されてから、
こうした治療医と緩和ケアとの連携についての
論文がぐっと増えました。
1948年から2013年まで
MEDLINEとOvidで検索した
システマティックレビューを見ると
この65年間の論文の
64%が2010年以降3年間に報告されています。
そういう治療医と緩和ケアの連携は、
「Integration」
という言葉で表現されています。
つまり、「統合」です。
チームやコラボや、併診ではなく、
Integration(統合)なんですね。
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