緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

ESRDの緩和医療

2015年08月26日 | 教育
私は、大学を出てすぐの研修は、腎臓外科という透析、腎移植、一般外科、泌尿器科が集合した診療科に席を置かせて頂いていました。腎・肝・心臓。。さまざまな臓器が障害を持ち、腎臓の透析を除くと移植がその手立てとなるような病態となっていった時、研修を始めたころ、移植しか生きる手立てはありませんと説明されることが大半でした。その時、私の中では、移植をしないとしても苦痛を保証されなければ、移植をするかしないかと . . . 本文を読む
コメント (4)