ずっと前ーといっても10数年も前のことですが、
お母様を看取られた娘さんに
ご遺族の立場でお話を聞く機会を設けていました。
私から、一番嬉しかった言葉は何でしたか?
と、質問させて頂いた時
意外にも、
「がんばってと言われた時」
でした。
理由を尋ねたら、
「頑張ってと言われた時、
ああ・・まだ、自分達には頑張れる力があると思ってもらえたんだ・・
頑張れると思って頂けたんだ・・頑張れると期待されたんだ・・
そう感じたんです」
良く似たことを最近感じました。
骨転移で、股関節ががんに置き換わり、
ちょっとした動きで痛みがでたり
骨折する危険もある方でした。
その方が、リハビリをしたいと言われました。
じっと、耳を傾けていると
あの時、がんばってという言葉が嬉しかったという
あの感情と同じだということに気づきました。
リハビリをやりましょう。
と言ってもらえるということは
あなたは、まだよくなる余地があるのですよ・・
そう言ってもらえたのだ、
自分には僅かでも、まだ可能性があることを
認めてもらえたのだ・・
そんな気持ちになるんだ・・
実際には、リハビリで、上向くことは難しい方でした。
さらに、もっと悪いことが起こる可能性も高く
行うことがマイナスになるとリハビリテーション科の医師は
専門家として、話されました。
わかります。
リハビリを行うことが難しいことも。
でも、患者さんの気持ちには、
機能回復などのもっともっと手前に
僅かな可能性を肯定的にとらえてくれる
リハビリをやりましょうという言葉があるのです。
もう少し、生きていいんですよ
そんな大きな意味のある言葉なんです。
そんなことを、最近始めた
リハビリチームの医師とPTさん
整形外科の医師
緩和ケアチーム
MSWさん達との
合同カンファレンスの中で、
私は伝えていました・・・・
あなたには、まだ力が残っている・・・
そんなメッセージを伝える言葉は
形を変えて沢山あるものなのです。
緩和ケアチームに関わってもらいましょう
と言われた時の複雑そうな患者さんの表情に対し、
リハビリをやりましょうと言われた時の
それは、それは、嬉しそうな患者さんの顔・・
かなわないなあ・・・と思います。
お母様を看取られた娘さんに
ご遺族の立場でお話を聞く機会を設けていました。
私から、一番嬉しかった言葉は何でしたか?
と、質問させて頂いた時
意外にも、
「がんばってと言われた時」
でした。
理由を尋ねたら、
「頑張ってと言われた時、
ああ・・まだ、自分達には頑張れる力があると思ってもらえたんだ・・
頑張れると思って頂けたんだ・・頑張れると期待されたんだ・・
そう感じたんです」
良く似たことを最近感じました。
骨転移で、股関節ががんに置き換わり、
ちょっとした動きで痛みがでたり
骨折する危険もある方でした。
その方が、リハビリをしたいと言われました。
じっと、耳を傾けていると
あの時、がんばってという言葉が嬉しかったという
あの感情と同じだということに気づきました。
リハビリをやりましょう。
と言ってもらえるということは
あなたは、まだよくなる余地があるのですよ・・
そう言ってもらえたのだ、
自分には僅かでも、まだ可能性があることを
認めてもらえたのだ・・
そんな気持ちになるんだ・・
実際には、リハビリで、上向くことは難しい方でした。
さらに、もっと悪いことが起こる可能性も高く
行うことがマイナスになるとリハビリテーション科の医師は
専門家として、話されました。
わかります。
リハビリを行うことが難しいことも。
でも、患者さんの気持ちには、
機能回復などのもっともっと手前に
僅かな可能性を肯定的にとらえてくれる
リハビリをやりましょうという言葉があるのです。
もう少し、生きていいんですよ
そんな大きな意味のある言葉なんです。
そんなことを、最近始めた
リハビリチームの医師とPTさん
整形外科の医師
緩和ケアチーム
MSWさん達との
合同カンファレンスの中で、
私は伝えていました・・・・
あなたには、まだ力が残っている・・・
そんなメッセージを伝える言葉は
形を変えて沢山あるものなのです。
緩和ケアチームに関わってもらいましょう
と言われた時の複雑そうな患者さんの表情に対し、
リハビリをやりましょうと言われた時の
それは、それは、嬉しそうな患者さんの顔・・
かなわないなあ・・・と思います。
親の取り越し苦労だったようで元気に仕事しているようです。
ありがとうございました。
今、父が前立腺がんの末期で痛みと闘い始めたものです。
とにかく情報をと思い、インターネットで検索し、本を読みの繰り返しをしていたところ先生のブログに出会えました。
一昨日から放射線の治療が始まり、家族みんなで明るく頑張っています。確かに、余命を宣告された父にとってリハビリをやりましょうと言われたら、生きる気力が増すのではと思いました。
緩和ケアは難しいことがたくさんあると思いますが、試行錯誤しながら頑張っていきたいと思います!
わたしは先生のブログを読んで、何故緩和ケアなのか父にちゃんと話します。緩和ケアをできてよかったと絶対父は思ってもらえるとわたしは確信しています。
ブログにお立ち寄りくださり、コメントを残してくださって、本当にありがとうございます。
お父様が、治療を受ける生活の中にいらっしゃっても、病気を忘れる時間を共に作ってくださいね。
がんがあっても、健やかに過ごしていけますように!