早朝、仕事のことでちょっと起きたのが4時前。
コメントが携帯に転送されてきました。
医学部を再受験されるyumiさんから。
こんな時間も起きて勉強なさっているんだ・・と胸が一杯になりました。
緩和ケア医を目指していらっしゃるとのこと。
コメントを読みながら自分の原点を振り返りながら通勤の途につきました。
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緩和ケア病棟にいた頃のこと。
症状が落ち着いている時に自宅に外泊された高齢の女性の方がいました。
孫のシオリちゃんが
看護師さんのお母さんと一緒に入浴のお手伝いや移動の介助をしましたと話してくれました。
お亡くなりになった時、色んな話をしてくれたシオリちゃんに
「人の痛みを感じることができるシオリちゃん。お医者さんになりなさい。いつか一緒に働きましょう。待ってるからね」
と私は話していました。
正直な気持ちながら、唐突にそんなことを言ってしまって大丈夫だっただろうかと感じていました。
その後、シオリちゃんは、医学部を目指してまずは中学受験に挑戦していますとご両親からお聞きしたときは本当に本当に嬉しく、時々今は何年生になるかなあと思い起こしています。
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今日も、お付き合いくださりありがとう。明日も、来て下さいね。
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一人の人間が生まれ、寿命を全うするまでには
様々なドラマがあるように思います。
その患者さんに寄り添い、共に苦しんだり喜んだりできる医療という仕事はどんなにか やりがいのある仕事だろうと思います。
私が医学部を目指すに至った経緯には様々な悲しく辛い出来事がありました。しかし、そんな日々から学んだことが沢山あります。
大らかで芯の強い、温かな(お会いしたことがないのに失礼でしょうか・・)先生のような女医さんを目指して、受験勉強のラストスパートをかけます。
またまた遅い時間に失礼しました。
携帯に転送されるとの事ですが、お邪魔になったりしていないでしょうか?
少し心配です。
転送されて、ご免なさい。
私もあのときの会話は忘れられない大切な思い出です。
進路に今まで何度か迷いましたが、
よく考えれば医者になるということを前提に迷っていて、
やはり医学部を目指しています。
まだまだ努力が足りないと自覚はあるのですが、
行動が伴わずに悩める日々を過ごしています。
先生のお時間のあるときに相談に伺ってもいいですか?
今も医学部を念頭に置いていらっしゃるのね。私の記憶が間違っていなければ、高校2年生でしょうか。あれから10年近く経ちますね。涙がでそうになりました。
相談に・・と書いてくださって、本当に嬉しい。もちろんです。ご連絡待っています。(ご両親に聞いてね。)