緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

事前に予定を決め実行するのがニガテな人と一緒の時間を過ごす工夫をする知人

2019年12月15日 | つれづれ
(写真は、12月8日16時頃の新幹線からみた富士山)

3週週末が仕事・・
さすがに疲れを感じます。

11月末ごろ、
所属の大学ではoffice 365を団体契約しているのか
職員は無償でダウンロードできるのですが、
それがどうしてもできず、結局代替えのoffice2016を
使っているのですが、

今日のヤフーニュースに
というものも・・

これは、タイトルには関係のないことですが。




先日、ある知人のご主人が
他の研究教育機関に所属していて、
別居中のところ、
どのようにして会うかという話をしてくれました。


そのご主人は、
前々から時間がきっちり決まっていて、
そこを目掛けて予定を調整しなければいけないようなことが
とても、ニガテらしく、

知人は、偶然そうなったような感覚でいてもらえるように
ご主人の負担を減らす工夫をしているのだそうです。


超多忙時期の究極の例なのかもしれませんが・・
例えば・・
ご主人だけが列車で移動しているとき、
知人に時間ができ、会えそうだと思ったような場面。
その列車が、何時にどの駅を出発した列車か検討をつけ、
途中の駅からその列車に乗りこみ、
偶然、その列車内で会ったような感じで、
ご主人と目的地に着くところまで一緒の時間を過ごすとか・・




私は、目を白黒してしまいました。。。

それって、結婚生活なのかな・・

と・・思った瞬間、
ああ、それって、常識とか
私の中の普通は〇〇でしょって
感覚だなって気づきました。


色々な形があっていいわけで、
それが二人の流儀ってものなのね・・と
自分の中の枠の狭さを実感しました。




確かに、予定を決めたり、
時間を読みながら実行したり、
そういうことがとても苦手な人がいます。

そんな方と共同に何かをするというとき、
予定を決めなくてよい方法、
時間を読まなくてもよい方法、

何か工夫をしなければ
心理的な負荷になるわけです。

でも、その負荷が無ければ
素晴らしい能力を発揮してもらえるわけで、
共同、共働するって、
そういうことなんですよね。


ただ、目の前の人がどういう人なのか
本当に分かってあげられるまでに
ものすごい時間やエネルギーを要してしまうものですが、
知人は、それを見抜き、実行し、
二人なりのバランスの中で
合わせ合わされ時を刻みあい、
生活を維持しているということに
感嘆しかないなあと思いました。

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