緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

婦人科がんの患者さんが教えてくれたこと

2022年01月23日 | つれづれ
20年以上前のことになりますが・・婦人科がんの患者さんの症状のことで依頼を頂いていました。骨盤底にがんが広がって、両側の尿管に浸潤し、両側水腎症となり、内瘻化(腎から膀胱までカテーテルを入れて尿の流れを確保する方法)していましたが、それをも閉塞し、外瘻化(背中の皮膚から腎盂(腎から尿管に尿が流れ出るロートのような形をしたところ)にバルーンチューブを挿入して尿を外に出す方法)していました。これで、腎 . . . 本文を読む
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