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緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

ある食道がんの患者さんのこと

2018年12月02日 | 医療
10数年以上前のこと。他の医療機関にいたころのことです。ある食道がんの患者さんをがん治療医から入院中に依頼を受けて看ていました。頚部の疼痛には、NSAIDs、オピオイド、鎮痛補助薬としてまだ、プレガバリンはない時代でしたので、クロナゼパムとカルバマゼピンでコントロールをつけて、退院されました。とても、細かく医師や看護師の説明をメモに取られており、病棟スタッフは、少し抵抗感を持っていたようでした。退 . . . 本文を読む
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