緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

また、会いましょう

2014年07月21日 | 医療
大切な方が旅立たれました。その方の痛みと嘔吐の症状緩和の依頼があってから、外来も含めると、診療は数年間に渡っていました。(緩和ケアは終末期の医療ではないのです)最後にお目にかかったとき、すでに意識はない状況でしたが、声をかけさせていただきながら、ご家族とお話ししていました。旅立たれる前に私へ言葉を残してくださっていました。苦しくて、もう死んだ方がましだと思った時に、何度も症状を取ってくれて蘇らせて . . . 本文を読む
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