緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

尿素窒素100からの甦り

2009年09月07日 | 医療
3年以上前の依頼から。肝がん、門脈閉塞、肝障害、腎障害(BUN100以上!)予後は日にち単位で病状が動きつつあるような状況でした。著しいダルさと意識レベル低下。 主治医から、何とかなりませんか?と。う~ん。予後日単位でのダルさは必然的な症状・・、BUNが100以上なら、意識混濁もあって当然のような身体状況・・と説明しつつ、ベットサイドへ。 2日前から、フェンタニル静脈投与が全身の苦痛を除去すること . . . 本文を読む
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