緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

腹痛を外来で!①きっちり病態把握

2009年07月11日 | 医療
数年前のことです。(今の病院でのことではありません・・あしからず・・・)Aさんは80代の男性。消化器がんの手術後肝門部の癒着・再発でPTCDチューブが入り経口摂取不十分ということでHPN(在宅高カロリー輸液)を行いながらご自宅で過ごされていました。 在宅訪問医と訪問看護師が入っていましたが腹痛で再入院が必要か・・という状況だったようです。この看護師さんから病院に電話がありました。「先生。 症状コ . . . 本文を読む
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