江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

リニューアルした雑誌。

2007年01月05日 19時17分08秒 | 漫画レビュー
 ども、目覚めたら陽が沈んでいた江戸です。また寝過ぎた……orz。
なにやら、再び夜型生活に戻ってしまいましたなぁ……。アニメを観るため日曜の朝に早起きをしなくなったらすぐこれだ。まあ、そろそろ年末年始の放送特番も終わるでしょうから、次の日曜からまた元に戻って行くのでしょうけどね。


 さて、今日は昨日買ってきた『電撃コミックガオ!』の話。

     

 元の雑誌の形態を知っている人には一目で分かると思いますが、大幅にリニューアルしました。手触りも今までとは全く違います。
 なので、私はこの本を新創刊された本だという認識で買いました。『ガオ』だと気づいたのは、家に帰ってからです(;´Д`)。

 それにしても、リニューアルというのは危険な賭けですよね。私はこれまでにリニューアルしてから程なくして休刊、もしくは同系列の雑誌に吸収合併された例を数多く見ています。
 リニューアルしてからしっかりと生き残っている雑誌って、パッと思いつくのは月刊誌の『アニマルハウス』から隔週刊誌になった『ヤングアニマル』と、これまた月刊誌から隔週刊誌になり、そして再び月刊誌になった『少年ガンガン』くらいなのですが(他にもなにかありそうだけど、イマイチ思いつかない)。

 確かに、今回の私がそうだったように目新しさから手を伸ばす人間も少なくないのでしょうが、内容が変わりすぎると古くからの読者が離れてしまうという結果にもなりかねません。まあ、中身を読む限り、ほとんど内容の変化を感じませんので、その心配は少ないのかもしれませんが、それでは新規読者がついて来られません。新規の読者の為に今回から始まる連載や企画がもっと多くないとリニューアルした意味があまり無いような気もします。ちょっと迷走気味なのでは?
 でもまあ、本の売り上げが順調ならわざわざリニューアルをする必要も無い訳で、この迷走も分からないでもないですが。

 実際の所、現在の『ガオ』は看板作品が不在だという印象があります。今月から始まったドラマ版『電車男』からのスピンオフ作品である『月面兎兵器ミーナ』も看板作品となるのは難しいという印象。いや、一応、読めるレベルにはあるのですけどね。『ガオ』の掲載作品には、かなりの割合で読む気にもならない作品が含まれているので、それらから比べれば及第点です。ただ、なんというか……うまく言えないけど、「萌え」を狙っているのに、それを壮絶に外しているような印象が……。
 でも、来月からも色々新連載があるようですし、まだまだ巻き返しは可能じゃないですかねぇ。

 あと、今回の付録は個人的には非常に良かったです。

     

 50ページ近いカラーページがあって、ちょっとしたイラスト集みたいです。また、何作かの読み切り漫画もあって読み応えもあります。まあ、よく覚えていないけど、以前に月ごとにテーマを決めて、イラストと読み切り漫画を載せるという企画があって、おそらく今回はその再録だと思うのですが、あの企画が大好きだった私としてはこれだけでも今月号を買った価値はありました。
 つか、あの企画を復活させてくれないかなぁ……。あの企画をやっていた頃は、今と比べて確実に誌面が面白かったと思うのですが。今回のリニューアルを機にあの頃の面白さを是非とも取り戻して貰いたい物です。


 じゃ、今日はここまで。
コメント
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