プロメテウスの政治経済コラム

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日本の「日朝会談」求愛に…北「罪悪認めて賠償するのが生きる道」

2018-06-22 18:59:05 | 政治経済

日本が最近、日朝首脳会談への意思を明らかにして北朝鮮に対して求愛している中、北朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が過去の植民地支配に対する日本の責任を取り上げて賠償の必要性を強調した(http://japanese.joins.com/article/515/242515.html?servcode=500§code=500&cloc=jp|main|top_news

日本は日本以外の6カ国協議当事国が北朝鮮と相次いで首脳会談を開催および推進し、6・12米朝首脳会談で米朝関係の改善が目の前の現実になると、慌てて、北朝鮮への強硬路線を変えて「日朝首脳会談」に意欲を示している。 

安倍首相は今月18日の参議院決算委員会で、日本人拉致被害者解決方策について「北朝鮮と相互信頼を築き、解決に注力したい」とし「拉致問題解決のためにはどのような機会も逃さない」と話した。 

3月に米朝首脳会談開催計画が発表される前まで、安倍政権は北朝鮮とは話す価値すらないという態度だった。安倍首相は「対話のための対話は意味がない」、「北朝鮮に最大限の圧力を加えなければならない」という話を繰り返した。それが今や、「金正恩国務委員長は朝米、南北首脳会談だけすれば良いと判断して欲しくない」と言い、6日には読売テレビに出演し「北朝鮮との信頼関係を作って行きたい」として、「相互不信という殻を破って前進したい。私の決意に対する北朝鮮の反応を待つ」とまるで、トランプ大統領と口ぶりまで同じだった。

このような情勢のなかで櫻井よしこが、ついに「日本は孤立化させられる」と認めた・・・それでもトランプ氏が決意すれば、日米中露南北朝鮮の6カ国で、明確に米軍引き上げに反対するのは、日本だけになりそうな状況だ。朝鮮半島からの米軍の引き揚げは、間違いなく極東情勢を一変させずにはおかない。その場合、日本の姿はどうなるか。米軍の核の傘から韓国が脱け出し、残るのはわが国だけになる。このような国の在り方でよいのかと、私たちは問うべきだ・・・

従米保守も動揺しているようだ。


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