プロメテウスの政治経済コラム

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「旭日旗を翻しながら」 パリ市内を行進した日本自衛隊 アジアの人びとはどう見たか

2018-07-16 19:25:54 | 政治経済

フランス革命記念日のパレードに参加した日本の陸上自衛隊が14日(現地時間)、パリのシャンゼリゼ通りで日の丸とともに日本の軍国主義を象徴する「旭日旗」も掲げながら行進した。

韓国「中央日報」がレポートしている。(http://japanese.joins.com/article/214/243214.html?servcode=A00§code=A00&cloc=jp|main|top_news

自衛隊員はこの日、制服を着て日本の国旗と旭日旗を手にシンガポール軍と共に行進した。フランス刑法第645-1条には「ナチスなど反人類行為犯罪を犯した集団を連想させる装飾などの着用または展示を禁止し、これを犯した場合は罰金刑に処する」という内容がある。ナチス・ドイツの象徴であるハーケンクロイツ模様の使用は厳格に禁じられているが、同じ意味を持つ日本の旭日旗を国家的行事に堂々と掲げて行進することを許した点は、日帝強占期の被害国の事情は考慮していないと解釈される余地がある。

欧米帝国主義同盟国は、脱亜入欧の大日本帝国がアジアで犯した犯罪について能天気である。アジア人を一人前の人間だとは思っていないからである。

今年のロシアワールドカップ(W杯)でも旭日旗ファッションが堂々と販売されていた。国際サッカー連盟(FIFA)のユニフォームと応援物品販売サイトでも旭日旗模様が描かれたTシャツなどを購入することができた。

当の日本政府は、いつまでたっても欧米帝国主義同盟国の仲間に入れてもらうことばかりを考えて、アジア人を蔑視する。アジアで生きていくためには、日本人は歴史を学び、他者感覚を磨かなければならない。


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