プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

馬息嶺の頂上に上がった南北選手ら「我々は一つ」叫んだ

2018-02-01 19:31:26 | 政治経済

分断された江原道北部地域元山(ウォンサン)の馬息嶺(マシンニョン)スキー場で、南北のスキー選手たちが31日午後一緒に雪上で活躍した。南北スキー選手らの1泊2日間の合同訓練が無理なく実現したことで、金剛山(クムガンサン)地域での合同文化行事が急きょ取り消しになったことをめぐる懸念も収まった。

 南側選手団を乗せたアシアナ航空のチャーター機は同日午前10時43分に江原襄陽(ヤンヤン)空港を離陸し、23分後の11時6分に北朝鮮領空に進入した。チャ・ホナム機長は機内放送を通じて「今ちょうど(北朝鮮領空を)通過しました。先駆者たちの血の滲むような努力で、ここにまた来られるようになりました。感動で胸がいっぱいです」と話した。

北側が19皿のコース料理でもてなした昼食に、選手団は「こんなに多く出てくるとは思わなかった。おいしい」と満足感を示した。選手団は午後3時から4時30分まで北側選手らと共に自由練習を行った。南北選手らはリフトに乗って頂上に登り、「我々は一つだ」を叫び、記念撮影を行った。

米国の北朝鮮に対する独自制裁も越えなければならない山だった。北朝鮮を経由した航空機は180日間米国内への着陸を禁止する条項のため、米国との事前協議が必要だった。しかし、時間が足りないうえ、週末まで重なり、実務的に困難があったという。米国側は出発当日早朝、対北朝鮮制裁例外の方針を最終通知した。(http://japan.hani.co.kr/arti/politics/29663.html)

「我々は一つだ」!の朝鮮の人々の願いを妨げている主犯は誰で、下僕たちは誰であるか、歴史が明らかにするまでいましばらく時間が必要なのだろう。



 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。