プロメテウスの政治経済コラム

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ロシア 択捉島に戦闘機配備 「サハリン・インフォ」

2018-08-07 18:21:40 | 政治経済

ロシア極東サハリンのメディア「サハリン・インフォ」は3日、ロシア空軍のスホイ35S戦闘機が北方領土の択捉島にあるヤースヌィ空港に試験配備されたと報じた。ロシア軍は近年、北方領土での軍事力整備に取り組んでおり、その一環とみられる。( https://mainichi.jp/articles/20180805/k00/00m/030/041000c

日本外交は「日米同盟基軸」がベースであり、宗主国アメリカが嵌めた枠を超えることができない。なにか独自のものがあるとすれば、首相の親密外交=ドナルド、ウラジーミルなど、各国首脳をファーストネームで呼ぶ安倍流儀ぐらいである。これもその元祖は、かつてのロナルド・レーガン大統領と中曽根康弘首相の“ロン・ヤス”である。しかし、これで日本の外交上の主張がどうにかなるものでもないロシア政治に詳しい中村逸郎・筑波大学教授はいう。「一度、安倍首相と親しい大学教授の方にやめるように進言してもらったことがあるのですが、直っていません。メディアも入る公式の席で、相手国首脳をファーストネームで呼ぶことは世界の外交儀礼上、非礼に当たります。この“大物にファーストネームで呼びかけられるのは世界で俺くらい。すごいだろう”というパフォーマンスになると考えているのかもしれませんが、相手に失礼だととらえられては、肝心の国益にはマイナスです。そもそもロシア語の発音は“ヴラジーミル”です」。(https://www.news-postseven.com/archives/20180509_671685.html

なんの定見もなく、北方領土交渉しても「日米同盟基軸」日本とは話し合う余地がないというのがロシアの立場である。9月中旬に日ロ首脳会談を控えているが、失敗は必定である。


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