プロメテウスの政治経済コラム

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南北首脳会談場「平和の家」の事前公開 周りの雑音を気にせず、虚心坦懐に分断の克服を

2018-04-26 18:50:35 | 政治経済

27日、歴史に新たなページを刻む南北首脳会談の会場が初めて公開された。大統領府が25日に公開した板門店(パンムンジョム)の平和の家会談場には、長方形のテーブルの代わりに和合を象徴する楕円型のテーブルが置かれ、壁面には金剛山(クムガンサン)を描いた絵が掛けられた。

日帝の植民地支配からの解放の喜びもつかの間、冷戦構造に組み込まれ南北の分断が固定化してから、70年。アメリカ帝国主義の介入が依然大きな障害物であるが、民族の大同団結のために大いに話し合い、アメリカや日本がいらぬ口出しができぬよう、南北の交流を深めてもらいた。

両首脳が対座して朝鮮半島の非核化と平和を論議するテーブルは楕円形だ。過去2回の首脳会談で両国首脳が対座した長方形のテーブルより、両首脳の距離が近づく。今回の会談のために新しく作ったこのテーブルの大きさは、横5400ミリメートル、縦2018ミリメートルだ。この2018ミリメートルは今回の首脳会談が開かれる2018年を意味する。中央に置かれた両首脳の椅子は、他の椅子より約40センチメートルほど背もたれが高い。背もたれの上部には朝鮮半島の地図模様が刻まれている。コ・ミンジョン大統領府副報道官は「休戦ラインという物理的な境界と分断70年という心理的な距離感を減らし、(双方が)座って虚心坦懐な対話を交わすことができるように設計された」とし、「全体的なテーブルの形は宮殿の橋脚の欄干の形をモチーフにし、二つの橋が一つになる姿で製作された」と話した。(http://japan.hani.co.kr/arti/politics/30402.html


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