「真実ではないこと、偽りのこと。極論でいえば、嘘というものは、それを発言した人にとどまることなく、第三者、他人をまきこんでいく」（愛媛県の中村時広知事）
元「週刊現代」編集長の元木昌彦氏は「嘘をつき続ける安倍首相の言動は異常だ。また公私をわけられない昭恵夫人の行動も理解できない。2人とも人間として大事な何かが欠落している」という――。（https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%82%92%e7%a7%81%e7%89%a9%e5%8c%96%e3%81%97%e3%81%a6%e9%96%8b%e3%81%8d%e7%9b%b4%e3%82%8b%e5%ae%89%e5%80%8d%e5%a4%ab%e5%a6%bb%e3%81%ae%e7%95%b0%e5%b8%b8/ar-AAzrJ5m#page=2）
妻・昭恵が親しくしていた森友学園理事長の国有地購入に便宜を図ったこと。安倍の腹心の友である加計学園理事長の進めていた獣医学部新設に安倍自らが便宜を図ったことは、間違いない事実なのに、安倍夫妻は嘘をつき続け、しらを切りとおしている。行政を私物化して（親しい人々の便宜を図って）どこが悪いと開き直ればいいものを、最高権力者がついた嘘を、周りが寄ってたかって糊塗（こと）しようと、官房長官や大臣、秘書官、官僚たちまでが嘘に嘘を重ねているから何年たってもモリカケ問題にケリがつけられない。国会を長引かせているのは、安倍政権であり、与党の連中である。
困ったことに、嘘も百万遍いい続ければ嘘ではなくなるという空気、「安倍症候群」とでもいうべきものがマスメディアをはじめ、日本中を覆い尽くしているということだ。この問題を曖昧にしたら、日本の政治が深刻な劣化となることを左右を問わずもっと深刻に受け止めるべきだ。安倍首相のもとでのウソの政治の横行に慣らされてしまえば、民主政治は崩壊し、やがて、やってくるのはファシズムだ。
