地球温暖化問題で世界を「先導」する―こう見得を切ってダボス会議に臨んだ福田首相。ブッシュ米政権や日本の大企業、新興主要排出国、それぞれに目配りは必要だが、自分はどう考えるかの理念がない。皆の顔色をうかがうだけの小心な「足して二で割る」式の提案(「しんぶん赤旗」1月27日)をいくら積み重ねても、温暖化防止で世界を「先導」することは不可能だ。「福田環境構想―第1打席は出塁できた」という朝日社説の評価は . . . 本文を読む
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