日本社会は、小泉「構造改革」によって亀裂が深まり、いっそう荒廃化が進んだと思うのは大方の人びとが感じるところであろう。社会の荒廃は人心の荒廃であり、それが最近の司法にも影響しているように思えてならない。人びとのモヤモヤとした不満を晴らすかのような刑事裁判の重罰化・厳罰化が進んでいる。そのなかで冤罪という権力犯罪も相変わらず横行している。この傾向をさらに助長しかねないのが、今年中に施行される「被害者 . . . 本文を読む
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