プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

経団連春闘方針 「給与アップ」の内実 「買い手」としての労働者と「売り手」としての労働者

2008-01-16 16:26:26 | 政治経済
春闘の時期を迎えて、財界から自民、公明の与党にいたるまで、このところ「給与アップ」をめぐる発言が目立つ。総資本=資本家階級を代表する日本経団連が08年春闘に臨む方針として経営労働政策委員会報告「日本型雇用システムの新展開と課題」を発表。「企業と家計を両輪とした経済構造を実現していく必要がある」として“家計”に初めて言及した。資本とは、労働者から剰余価値を搾り取って(搾取して)自己増殖する価値である . . . 本文を読む