店舗のリニューアルを理由に解雇されたのをきっかけに牛丼チェーン店「すき家」で働く二十代のアルバイト青年6人が、労働組合「すき家ユニオン」を結成したのが、昨年の秋。団体交渉の結果、9月末に全員の解雇撤回と職場復帰を実現した。さらに11月には、過去二年間の未払い割増分賃金と解雇中の休業手当として、総額513万円余を支払わせる成果を勝ち取り、同じような境遇の青年をおおいに励まし注目された。この6人の労組結成が力となり、「すき家」で働く全アルバイト従業員(約六千人)の残業代割増分の不払いを法律通りに是正したことが9日、わかった。是正は、昨年11月分賃金(12月振り込み)から。労働組合・首都圏青年ユニオン(伊藤和巳委員長)が同日、厚生労働省内で会見して明らかにした(「しんぶん赤旗」2007年1月10日)。 . . . 本文を読む
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