加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

ゴルゴ13にハンの手下が!

2020-08-30 | ドラゴン

東映「ゴルゴ13/九龍の首」(1977年)を久しぶりに見ました というか、東映のアクション映画を見たくて+千葉真一を見たくて・・・となったらこれになって(笑)。殺人拳とか地獄拳とかあるのに、ゴルゴ13

先に言ってしまいますが、これをゴルゴ13として見ると結構違和感を感じます。千葉チャンなんです。千葉チャンの東映作品、千葉チャンのアクション映画なんです。タイトルも「千葉真一主演/ザ・スナイパー~激殺香港無頼都市」とかの方がいいんじゃないかなぁ

前作の「ゴルゴ13」(1973年)では高倉健がゴルゴを演じていましたが、続編は4年後、しかも主役交代で千葉チャン。まぁ、いろいろ大人の事情があっての続編製作なのでしょうが、千葉真一が主役となればアクション ブルース・リーブームにあおられて日本映画界にも空手アクション作品が多く製作されたのは、間違いなく千葉真一のおかげといっても過言ではないでしょうね。でもってアクションが空手系ならば香港を舞台にしちゃえ~~~かどうかはわかりませんが、ほぼほぼ香港ロケ。もちろん敵対する組織や香港警察の登場人物はカンフー使い。当然、千葉ゴルゴは原作を上回るほどにアクションを炸裂させます

 

もちろんスナイパーですから狙撃シーンもありますが・・・髪型を原作に似せるためにパーマを当てていますが、そういえば原作のゴルゴは一体何というヘアスタイルなのでしょう?

スポーツ刈り?オールバック?パンチパーマ?これを映像化するのは難しいですよね。前作の健さんはそのままの短髪でした

日本のレディドラゴンとして超人気を誇った志穂美悦子 オープニングから潜入捜査官として登場しており、あのキレのいいアクションがたくさん出てきて、これは物語の展開が楽しみだなぁと思いきや、悪の一味に捕らわれてあっという間に殺されてしまいます。寂しいというかもったいないというか。もうちょっと長い出番を作ってあげてよ、東映さ~んって感じです。

右側が香港サイドのメインゲスト、嘉倫。香港警察の敏腕刑事なのですが、僕が気になったのが嘉倫の部下のこちらの人。

この中央にいる広いおでこの面長の刑事。

 

とても印象に残っちゃう顔なんです。で、どこかで見たよなぁ~~~~~と記憶をたどったら・・・

いたぁ~~!ブルース・リーの「燃えよドラゴン」の空手トーナメントの場面。この中央の黄色い道着を着た人

ほら!リーの左側 悪の総帥、Mr.ハンの大勢いる手下の一人でエキストラのようなポジションでしたが、宋錦成というアクション俳優らしく、結構なキャリアなんですよね。

さて本題。ストーリーは・・・えーと・・・組織のボスを・・・殺害するよう依頼を受けたゴルゴが香港に行って・・・警察が出てきて・・・組織と三つ巴になって・・・途中で香港女性とアバンチュールがあって・・・たくさんの人と戦って・・・バキュ~~~~ン

すみません。千葉真一のアクションと宋錦成の顔ばかりが印象的だったもので・・・(笑) 悦ちゃんにはもっとたくさん暴れてほしかったなぁ~

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