加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

タイガーマスク・中編

2009-09-29 | 温故知“旧”
続いては中編、『聞いたぜ読んだぜ!レコード&書籍編』



何はともあれ「ソノシート」。このタイガーマスクは両面とも収録されています A面は主題歌「タイガーマスク」と「ドラマ編前篇」、B面は「ドラマ編後篇」と副主題歌「みなしごのバラード」。勢いのある主題歌に対して、副主題歌のなんと物悲しいこと・・・ 吹きすさぶ風の中を歩いていく主人公・伊達直人の後姿が今でも目に焼き付いています



これがそのジャケット 迫力があります ちなみに値段は330円です。





開くと絵本のようになっていて、このレコードに沿った内容が描かれています。レコードに耳を傾けながらマンガを読む、これぞ本当の「ステレオ方式」 なお、左下の2人はジャイアント馬場とアントニオ猪木です



こちらはコミック単行本全14巻。僕が所蔵しているのは1994年に刊行された「完全復刻版」ですが、内容は1970年代の物とまったく同一。孤児として育った伊達直人は、富士の裾野に孤児のための一大レジャーランドを作るのが夢であり目標で、その資金のために悪役レスラーと戦う事を誓ったんですよ



こちらは当時物で1970年に発行されたハードカバー版。残念ながら持っているのはこの2巻だけです。定価390円



白黒ページのほかに、このような3色刷りのカラーページがふんだんに織り込まれています。1色でも「色」が付いていればカラーだったんですよ

ちなみに「タイガーマスク」の原作者は梶原一騎。「あしたのジョー」もそうですが、両方とも孤児が主人公。片やタイガーは試合に勝って莫大なファイトマネーを持つ、いわば金持ち。片やジョーは川っぺりの掘立て小屋に住み着きながら生活をする低所得者。この2作を比べるといろいろな発見があり、読み応えがあります。
次回はラスト、後篇です

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2 コメント

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ソノシート知りません (喧嘩キック)
2009-09-29 20:23:09
プロレスはやはり昔は人気絶大だったんですねぇ。
力道山の試合の視聴率が60%超えしてた位ですからね。
総合格闘技とかジャンルが広がったとはいえ、最近のプロレスはテレビ中継がカットされたりと悲しいもんです。
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全盛期 (イタル)
2009-09-30 10:13:08
>喧嘩キックさん
力道山時代は「戦後の復興期の象徴」。70年代の馬場・猪木時代は「成長時代の象徴」、80年代の藤波・長州時代は「黄金の第3期」などと呼ばれ、つねにゴールデンタイムでテレビ放送がされていましたね。
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