先日、BSにチャンネルを合わせたら「鬼平犯科帳」を放送していました。とはいえ、エンドロールが流れる直前のラストシーンだったために内容も役どころもわかりませんでしたが、我らがブルース刑事こと又野誠治氏が出演されていました。
牢屋に入っているのが又野氏(右下)。直後の咆哮する鬼のような形相。一瞬でしたがさすがに迫力がありました。今でも元気でいたらどんな役者になっていたのかなぁ・・・なんてふっと思ってしまいました。
「太陽にほえろ!」ブルース刑事のスチール。右は主演エピソード『夏の光』(第659話)の一場面。“あん時の鋭い目の写真、いいだろ?”生前の又野さんの言葉です。ご本人お気に入りの一枚でした。
旅立って間もなく9年か・・・。
牢屋に入っているのが又野氏(右下)。直後の咆哮する鬼のような形相。一瞬でしたがさすがに迫力がありました。今でも元気でいたらどんな役者になっていたのかなぁ・・・なんてふっと思ってしまいました。
「太陽にほえろ!」ブルース刑事のスチール。右は主演エピソード『夏の光』(第659話)の一場面。“あん時の鋭い目の写真、いいだろ?”生前の又野さんの言葉です。ご本人お気に入りの一枚でした。
旅立って間もなく9年か・・・。
標題の「パイナップル」とは「ブルース刑事登場!」でドックがつけた呼び名でした。「何考えてんだ、あのつむじまがりのパイナップルは…」。おそらく、逝去の報に接したとき、神田さんは同じように思ったのでしょうね。私も同じでした。折しも下川さんと続いてのご逝去でしたからね。
イタルさんはじめ、キョウさまなども、又野さんと個人的な親交があったご様子、うらやましいです。私も、又野さんがやっていたお店に行ってみたかったです。
ブルースが登場した頃、「週刊明星」でグラビアに登場していました。インタビューに答えて曰く、「だって『太陽に!』だけの役者で終わりたくないですからね」。それが悩みだったのでしょうか。世良さん主演のVシネマ「クライムハンター」に、なんと「ブルース澤村」という役名で悪役として出ていたのを見たときには笑っちゃいましたが、今回、紹介していただいた作品にも通じる悪役として、今頃名を馳せていたいたのかもなあと妄想します。
ブルにはパイナップル、ラガーにはらっきょ・・・ドックはいろんな「裏あだ名」をつけてましたね(笑)。
「お前は時間がかかるだろうがいい役者になる」・・・優作さんが又野さんにかけた言葉だそうです。演劇界には唯一無二の存在といっても過言ではなかったですよね。無念。