Dr内野のおすすめ文献紹介

集中治療関連の文献紹介が主な趣旨のブログ。
しかし、セミリタイアした人間の文献紹介なんて価値があるのか?

日本の病院のICUベッド数(R3年度)

2023年06月08日 | ICU・システム
まず過去ログ:
日本の病院のICUベッド数(R2年度)
日本の病院のICUベッド数(H30年度)
気がついたら、厚労省のデータが更新されR3年度のデータが出ていたので、再計算。

なお、「ICU」というものを、
・特定集中治療室管理料 1 - 4
・救命救急入院料 2 or 4
・小児特定集中治療室管理料
のどれかを算定している病床と定義した。
()の中はR2年とH30年の数字。

・ICUは614(←601←625)の病院に774(←760←794)病棟、7221(←7015←7204)床あった。
・ICUのある病院の全病床数のうちのICUベッド数の割合の平均:2.36%(←2.36←2.35)。
・人口10万当たりのICUベッド数:5.74床(←5.71←5.70)

次に、ICUのベッド数が多い病院トップ10。


病床数が200以上ある病院のうち、bed_ratioが高い病院トップ10。


循環器や小児など専門病院が含まれるので、対象を500床以上の病院に限定(総合病院であろうと仮定)。


以上。
ICUの数って、増えたり減ったりするんだね。そうか、コロナの影響か。
そして人口あたりだとゆっくりと増え続けている。
ふーん。
コメント
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