パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

ライ麦パン

2011-04-23 10:54:02 | パン
今年になって子供が某学習塾の通信講座を始めた。時々、一緒になって見ているが、社会など見ていると面白い。この間の授業は北海道、十勝平野についてだった。
そこで十勝平野は風が強く乾燥していて寒いため稲作に向かないことそして稲作ではなく小麦、てんさい、ジャガイモ、豆、酪農による輪作が行われていることを学んだ。

その講座を見ながらパンに必要な材料が輪作で手に入る!と気づいた。
小麦、てんさいから砂糖、酪農から牛乳、バター、、、
パンは米と違って副材料を必要とするので不経済だと思っていたが、輪作に適した主食だったんだな、とあらためてわかった次第です。

ところで今回はライ麦パンを型に入れて焼成してみた。レシピは以前のものを流用。
いつもの「なまこ型」と違ってずっしり食べ応えがある。
クリームチーズやサワークリームがあいそうだが、家になかったのでヨーグルトで食べた。やはりパンは酪農と相性がいい。



ポーリッシュ法で以下のような配合

ライ麦粉  200g
ブルーメ  300g
ウーヴリエ 100g


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2 コメント

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嬉しいです (ぴこりーな)
2011-04-24 08:18:23
先生の発見されたことは
私にとっても嬉しいことでした

パンってお米と比べてどこか贅沢と言うのか
そんな認識を持っていたところもあったので・・・☆

ありがとうございました=☆
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どういたしまして (ortho)
2011-04-25 21:21:21
ご飯ならば玄米を磨いて炊くだけで主食になるのにパンは小麦を製粉して発酵させてオーブンで焼くという複雑な工程を経るので私も常々エコじゃないと思っていました。

でも、米が栽培できず小麦栽培に適した地域では連作障害を避けるために仕方なく輪作を行っているという事情もあるようで(水田には水が栄養分を山から運んでくるので米は連作障害がないそうです)、輪作で得られた大地の恵みを上手に生かすということでそこでは(たとえばヨーロッパ北部とか)パンは実に洗練され工夫された主食なんだと思った次第です。

まさに目からうろこでした。小学校の勉強は本当にためになります。
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