BOSSの壷

"Southern Valley" の日常とBOSSの《壷》をお伝えします。

眠れない夜の妄想。

2014-03-03 00:34:59 | ぼやき
このブログのタイトルは「BOSS の壺」。
今は、無我夢中で開発・運営している "SV" のご報告がメインだ。
加えて、私がハマった「ドーでもいいこと」も皆様にお伝えすることで、
DOX オヤジの変人性を楽しんで頂きたく思う。

さて、昨日のブログで予告した、「美味しいが眠れなくなる日本茶のせいで
妄想から逃れられなくなった話」~を書かせて頂く。

私は特にヴィンテージファンという訳ではないが、
佇まいが素敵なものに関しては物欲を我慢できない。

数年前、知り合いの古着屋から60年代の Gジャンを手に入れた。
リーバイスのファーストモデルの復刻版で、
当時 80キロあった体重の腹ではボタンが閉まらないサイズだったが、
「額にでも入れてインテリアにしよう」~と思って買った。

先日、着るものをクローゼットで物色していたら例の Gジャンが出てきた。
そして昨日、体重が 10キロ減った身体に始めて袖を通してみた。
ロサンゼルスで仕入れたというこの Gジャンは、
前のオーナーがよほど丁寧に使っていたのか、
適度なアタリと色落ちがとても美しい古着だ。

昨日はこの Gジャンをアウターの中着として仕事をしていたが、
なんだか瞬間的な目眩(めまい)のような、たちくらみのような感覚があった。
それだけではなく、誰かがいつも後ろに立っているような気配や、
周りの景色が一瞬だが違う場所に感じることに違和感を覚えることもあった。
きっと、一昨日の気温 20度越えから一変して今日の極寒となった変化に、
少しばかり老いの入った身体が追従できないのだろうと思った。

以上、ここまでが本当の事実。
これからが、日本茶の影響で眠れなくなった私の妄想。
皆さんも、怖いシーンやオバケのか顔が目に浮かんで、
なかなか拭い去れないまま寝返りを繰り返すことがあると思う。
あんな感じだと思って頂きたい。

《出来事を記憶する Gジャン》

私は、やけに背の高い男性の後をつけていた。
なんで、そんなマネをしているのか解らないが、
私の後ろには別の男性がいて、せかすような態度で
「行け行け!」と目で私に指図している。
私は前を歩く男性を襲うのか、または何かを奪うのか?
私は早足になって前の男性との距離を一気に縮める。
胸の鼓動が脳みそに響き、目玉が落ちるほど緊張した瞬間、
あたりが真っ白になって気がつくと非常に気分が悪くなっている。

そんなドキドキ感がいくら寝返りを打っても拭い去れない。
何度も何度も、早足になって男性に近づく瞬間を妄想してしまうのだ。
喉が渇いて冷蔵庫の水を飲み、ベッドに戻った時に気づいたのだが、
ベッドの足元には無造作に放り投げた例の Gジャンがあった。

その妄想の景色は決して日本ではない。
前を歩いていた男性の顔は妄想に出てこなかったが、
後ろで私に指図していた男性の顔は見た。でも見覚えはない。

申し訳ないが話はここまで。まったくドーでもいい話だ。
ただし、もう、この Gジャンを着たいと思わない。

明日、踵のすり減った靴下と一緒にドラム缶で燃やしてしまおう。
何なら南無阿弥陀仏とでも南無妙法蓮華経とでも唱えてあげようか。

《あとがき》
不気味な話を読んで頂きお疲れ様です。
真冬の、曇天な "SV" では山の影も見えなければ足元も真っ暗で何も見えない。
動物の気配もないし虫も鳴かない。風がないので全くの無音状態。
けっこう怖がりな私だが、まあ、よく耐えていると思う。
変な話で気分が悪くなったらごめんなさいね!