BOSSの壷

"Southern Valley" の日常とBOSSの《壷》をお伝えします。

メインドッグランは大丈夫!

2014-02-21 18:37:41 | ご報告
ヒデさんからの "SV" 報告。

駐車場やメインドッグランの積雪はほぼ消えたらしい。
ただし、常緑の木々は雪の重さで枝が折れたりしているのでご注意を!
私も明日から "SV" 復帰して復旧作業に戻ります。
明日は "SV" でパピーデビュー会がある。
きっと寒いが、元気で無邪気なパピー達に会えるのが楽しみだ。


さて、今日は東京都の《動物取扱責任者研修》に行って来た。
主な議題は 動物取扱業者としての危機管理 で、
内要は《大規模災害に備える》だ。

阪神淡路大震災や東日本大地震における先生方の
「被災犬」の報告と実態は想像を遥かに超えて悲惨なものだった。
しかしそれは「愛犬家」から見た悲しい事実ではあるが、
やはり人命が第一だから、マスコミなどは大きく取り上げない。

震災は予測不可能であり、愛犬との関わり方も予測が出来ない。
それでも準備できることはある。
以下は、私が帰りの電車の中でメモった「準備」である。

1 愛犬をフレンドリーな性格に育てる。
2 飼い主の「マテ」を完璧に覚えさせる。


いきなり変則と思われるだろうが、救助しようにも警戒心が強くて
保護できないワンコは悲惨な結果に陥りやすい。
「マテ」から抱きかかえるまでを反復練習することで
他人に対しても警戒心が薄れ、保護される確立が飛躍的に上がる。

3 被災用のカラー(首輪)を用意しておく。
4 リュック式のバックに、水・フード・マキロン・毛布などを準備。


被災用のカラーにはワンコや飼い主の名前・住所・電話番号などを記しておく。
普通のカラーにガムテープを巻き付け、マジックで書いても良い。

5 クレードルやケイジに慣れさせる。

避難所は基本的にワンコ NG 。持参のケイジや貸し出されるケイジに入れさせられる。
これに慣れていないと自傷行為や興奮が覚めやらず疾病に至ることもある。

簡単には以上だが、現実の被災では1 と 2 が非常に大切な項目だったらしい。
つまり、まずは保護されることが第一段階であり、これなくして後は無い。
まあ、私だって、救ってあげたくても、つかまらなくちゃドウにもならない。

ちなみに去年、大枚をはたいてドッグタグマシンを購入した。
もちろん、DOX アイドルや GP の被災用カラーに付けるドッグタグを刻印するためだが、
まだ専用カラー自体を用意していない。
今日の研修で危機感が蘇ったので早速に準備したいと思う。



そんな訳で、ドッグタグをご希望の方にはアルミプレート代のみで
刻印を承ろうと企画している。
文字の記入用紙も作ってあるので、DOX 店舗でお申込願いたい。
おそらく、チェーン込みで1枚 500円くらいだと思う。