Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

沼津アルプス

2006-03-09 11:42:46 | 旅行記

いやはや 足腰立たないぐらい疲れました。

まだ歩き方変です。

今人気と言われる沼津アルプスに行くと決めたのは 去年の暮れ。 ☆三つの体力度だったけれど 最近の私 大分頑張れるようになったし大丈夫だろうと思っていました。

それに沼津アルプスの事あまり知らなかった。 ツアー案内には5山7峠と書かれていた。

だからどうしようかと思ったけれど 全部尾根歩きで繋がっていると思った。

「これは☆三つどころか 本当は4つだよ。」と行った人の話を聞いても実感がなかった。

沼津の町に見える山々はみんな300~400程の低山と言うよりは里山で 穏やかな様子をしている。 あの山の上に立てば 光る海や長いすそ野を持つ富士山が見えるんだ

そう思うとわくわくしてくる。

香貫山に車で上がる。中腹まで上がったら 町並みは直ぐに足の下になって 海も山も手に取るように見える。 気持ちの良い景色。 梅の花も咲き出して 山はややピンク色に染まりかけている。 

ここで山を舐めたわけではない。 何度も脅されていたし・・・でもまだ想像付かなかった。

次の横山あたりからそれが始まった。いきなりの急登。 ロープ場とか鎖場とか書かれているので「こんなの鎖場って言わないよね」なんて笑っていたのだけれど 山の下から上までそれが続くと 笑ってはいられない。

何しろこの沼津アルプスは 尾根で繋がっているものの 殆ど下に降りて登り返すという縦走で 遠くに見えていた山は 近づくと 立ちはだかる壁の様。

ロープや 鎖 木 木の根っこなどを捕まえていないと 後ろに引っ張られてひっくり返りそう。 休みたくても立ち止まることができないきつい坂道

何度も ここで止めたいと思いながら とにかく先に進まないと家に帰れないと 少しずつ歩を進めざるを得ないと言った有様

多分私が今まで言った山の中では 低山ながら一番きつかった山だと思う。

こんなんで弱音を吐くなって言われたけれど・・・

最後の大平山を降りてくるときの嬉しかったこと・・・山に登ると帰り道何かしら寂しさを感じるものだけれど 今回だけは ほんとうに嬉しかった。

でもまた忘れた頃行くんだろうな? 今回は春霞で 富士山見えなかったし

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バーに激突

2006-03-06 00:56:20 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は 息子と一緒に 実家へ行った。月に一度の親孝行。

今では 月初めの金曜日は 私が来る日と決めて 何日も前から待っている。

会社の都合で 土曜日になってしまったけれど それが帰って良かった。息子と一緒に行ける。 今回は 両親を 岐阜の胡蝶庵に招待して その後 梅林公園に連れて行きたいと思っていた。

こんなこともあろうかと思って買ったプレマシー 意気揚々と出かけたのだけれど・・・

豊田でETCレーンに並んだら二つめの車が急に止まった。 ん?

どうしたんだろう? 今更車線変更できないぞ。

と思ったらゴソゴソ進み始めた。 どうもカードを挿入忘れていたらしい。

次の車も いらいらしているから 続く。 息子の運転も少々いらついている。 いやに早くすすむな  間あけてよ と思ったと同時に バーの降りたゲートに激突。

ゴン  衝撃はあまりなかったけれど バーの上がったのを確かめもしないでつっこんだあほな息子に 腹が立ってきた

「あんた馬鹿じゃないの? 」

息子は前の車が おかしな動きをしたからだと 言い張り その結果機械が壊れたと言い張る。  わけないでしょ? ちゃんと上がるのを待ってさえいたら・・・

そんな簡単なこと解らないかぁ?

お陰で 後に続く車にも迷惑を掛けてしまった。 係員に 普通のかーどを もらって でるときに このカードと ETCカードを見せるように言われた。

ここでも 事情を知らない車が後に続いて 渋滞。 迷惑を掛けてしまう。

それでも どうしても自分が悪いと認めたくない息子。

「入るときに ETCのゲートの機械が壊れていたので これででるように言われました。 通勤割引も付けてください。」

なんだとぉー? あきれたけれど 黙って静観。

彼 少しは 反省しているのだろうか? それとも 今でも ひとつ前の車 もしくは ゲートの機械が 壊れていると思っているのだろうか?

ゲートの機械は 壊れていたのではなく あんたが壊したんだよ!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒れ放題の山

2006-03-02 11:48:12 | 旅行記

3月15日にネットで知り合った山中間がこの三河の地に来るという。 とても嬉しいことなのだけれど 山歩きではまだまだひよっこの私は みんなを喜ばすような山を知らない。

同じくネットの仲間にいくつかの展望の良い山を紹介してもらった。

その一つに私も行ってみたと思える山があった。宇連山

彼女たちは 山姥中の山姥 ただ登ってくるだけでは面白くない。 というわけで隣の棚山からの縦走ができないかと思いその偵察に出かけた。 

とはいえ気の弱い私。 道連れを二人連れて行ってやるというふりをして この計画に巻きこんだ。 梅林と田畑の調和が美しい川売集落を通って(これも計画の売り 当日は梅畑が美しく染まっているはず)棚山高原のキャンプ場ゲートまで行くことにした。

当日宇連山のピストンだと6-7時間かかる。 棚山への縦走ができれば時間も稼げそう。

ところがである。 川売を越えて山道に入るとだんだん道が怪しくなってきた。 道幅は 狭くて仕方ないわけではないけれど 落石あり 道路陥没ありで ゆっくり行かないと 道路上の岩をも跳ね上げてしまう。

はて? どうしよう? と止まってしまった。 道路の半分以上が崩落して その上に土砂をかぶせただけのような道に出てしまった。 車を降りて歩いてみる。 凸凹しているけれど いけそう  いや いくら私が重くても 車には負けるよ

あまりに気味悪い道路に撤退を決めざるを得なかった。 よその大事な奥様を乗せているしね。Uターンができそうな道幅の所まで ひたすら坂道をバックで下る。 このときほどバックモニターのありがたさを感じたことはなかった。

仕方なく寝観音から登ってみることにする。 ここも多少荒れてはいたけれど 寝観音までは 行けた。 その手前の分岐でまた立ち止まってしまう。

Tuukoudome_1 通行止め? これでかえれってか? この山へ登る方法はないの?

ただ少し情報を持っていた。この看板の下の方にもあるように鉛筆書きの様な小さな字で 無理をしたら行けます と書かれている。

無理 無理? どのくらいの無理? 私でもできる無理?

行けるところまで言ってみよっ!ということで 先に進む。

通行禁止といっているので 文句は言えないけれど どうしたこと? 倒木に阻まれたり 昔綺麗な石畳だったように思える道も 枯葉と枯れ枝に埋もれている。 こんな道嫌いではないから良いけれど夏は避けたい。 マムシ君に狙われそう

あまりに急登で私達は通行禁止の登山道を歩いているんだということをすっかり忘れた頃に その場所は現れた。 谷に向かって山の斜面が抉れている。木の間にロープは張ってあるが 足を置くところは 足もとから崩れていくし 何しろ斜面なので どこかに捕まらないと 谷の方向に向かって落ちていく。

Doshakuzure

このことはまた情報を得ていた。 下の方に降りて登り返せば問題ない。通行止めを無視して登ってくる人は私達だけではないらしく 踏み後も薄いけれどある。

どっちにするか? 下を見てみる。 もし落ちたとしたらどうなる? 命には別状なさそうだな? 木や岩に捕まれば 行ける。 そう思った私は 迷わず 危険ゾーンの挑戦。 彼女たちは したから登り返しましたがね

そんなこんなで 悪戦苦闘しながら登った棚山は キャンプ場ももう使われなくなってクマザサが生い茂り 廃墟の様な山だったけれど 私達は なんだか面白くてわくわくした。

変な自信もまた付けてしまったよ。

最後に 悪いことばかりではなかった瀬戸岩からの展望。 前は本のグラビアの表紙を飾る程の場所だったんだから 野趣は残しても 安心して登れるように 少し手を入れて欲しいな!

Setoiwa

別にあんたに来て欲しいとは言ってないよ!って言われちゃうかしら?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする