Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

籾糠の秋 2009  天空の木平湿原を歩く

2009-11-04 06:00:00 | 山歩き

ゆったりした山でのお昼を過ごした後は 木平湿原の方へ向かう。 ここから頂上への道は結構きつい。 春も途中まで登ったけれど 上のベンチで雨が来そうだったので止めて戻ってきた。 どうしても後からリュックを引っ張られそうな勾配の最後の階段に 気持ちが萎えてしまう。それに今日は青空の割には 霞んでいる。 北アルプスの展望はちょっと。。。

Tozandou3 それでも 後からチーさんのレポを見て早まったかと反省 見事に 北アルプスの山々が見えていた。ひょっとしたら見えるときもあったかも。。。。

木平湿原は籾糠の頂上からも見える尾根沿いの湿原

高いところにあるのと 尾根沿いである事から 開放感があって 気持ちの良い所。 

分岐からは少しの登りで尾根につく。

ゆっくりゆっくり 紅葉を楽しみながら歩いていく。

Aozara

程なく籾糠山の頂上が見えてくる。 とりが稲の籾を積み上げてできたと言われる頂上。 まん丸で とがっているので 頂上は狭いよ。

Cyoujyou2 この道 カラ谷やブナ探勝路とは違っていつも青空を眺めながら歩けるので これはこれで気持ち良い。

つまりこの山は何処を歩いても気持ち良いのだ。

Dakekanba 

Ki2

Ki3

木々はすっくと伸びて青空をつかんでいる。やぁやぁ またであったね と声をかけたくなる木々

赤毛のアンのように 名前を付けてあげたい木達

Sarugababa 振り返ると 籾糠山の後に 猿が馬場の大きな影が にょきっと飛び出した。この山は登山道がない。 冬になって雪が積もって初めて登れる山。 籾糠の花博士は それでも管理人としてこの山にも何度もはいっていらっしゃるようでおもしろい話しが聞ける。いつぞやは 冬眠中の熊のおしりの写真を見せてもらった。 ふわふわで可愛かったけど・・・・

Ki4 Ki5

しつこく木の写真を載せます。

赤い実が青い空に良く映えること!

Ki6_2  Ki7

思いっきり枝を広げた木を見上げて私も 負けずに手を広げてのびをする。 良い気持ち~~

Tonnneru 黄色い葉のトンネル

正体は根曲がりの木

冬の雪の重さを受け止めて這うようにいても やがて立ち上がり 空をめざす。 何とたくましい事か!

Nemagari やがて木平湿原に着く。 水を湛えた湖面に(って言うほどの大きさでは無いけれど) 青い空を映して実に綺麗。

Situgen

あらら~ モウセンゴケも紅葉するのですか? ところ処紅い絨毯の様に広がった モウセンゴケ 夏に咲いていた白い可愛い花を思い出す。

この辺りのダケカンバの白い木々を眺めながら いぶし銀の紅葉を味わい 周回の最後のコースに 向かう。

下りはブナ林を 最初のカツラの木の所までまっすぐ降りて行く。

道は良く舗装されていて歩きやすいのだが。。。何しろ短い距離を一気に下るものだから。。。。登りにこの道を使うのは 絶対 絶対止めようと思う。

Tozandou4 Kouyou6 巻き付いた蔓の葉っぱも紅葉している。可愛らしい色。

 

Kouyou7 

Tururindou

ツルリンドウの花 ひからびて落ちる寸前だけれど まだ残っていた。やがて この後に長い赤い実が出来る。

Kouyou8

Kouyou9 ブナ林の紅葉は明るい黄色 何処までも黄色

優しく輝く黄色

何だかほっこりする空間。

Ookudari こんな急降下も何度かある。

陽の当たり方によって 輝く金色から シックな大人色に

やがてカツラの巨木の所に辿り着く。

あまりに長くなったので 次に残す事にする。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっぱり、綺麗な自然がありますね。 (mcnj)
2009-11-04 11:00:18
やっぱり、綺麗な自然がありますね。
森や、林や、湿原。
いいところです。
紅葉が何ともいえず美しいですね。
返信する
mcnjさん ご無沙汰しています。 奥飛騨の親戚の... (どら)
2009-11-06 12:59:42
mcnjさん ご無沙汰しています。 奥飛騨の親戚の家に身を寄せていました。 あの大寒波のなか ただただ温泉とストーブの番に明け暮れていましたけれど。
この山は何処にいても気持ちの良い空間があると思います。大好きな山です。
初夏の一斉に花が咲き出す頃是非いらしてください。
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