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Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

狐の嫁入りに なんちゃって生ハム作り

2011-12-07 21:18:51 | 日記・エッセイ・コラム

昨日二十四日に続いて 今日も関ヶ原方面に山行き。

今日はジオンさんの太極拳のお仲間がお稽古がお休みなので体を動かしたいのでハイキング行きたいと言われてと言うことで。。。。 そんな元気な人と一緒に歩けるかしら?と思ったけれどみんな山登り初心者だから大丈夫だよ と言われ

前日は実家の岐阜に泊る。 久しぶりに母と枕を並べて寝た。 そそくさと出て行ってしまうことちょっと気がひけたけれど。。。。

ところがです。 空の様子がちょっと変。

今日の予定の城が峰方面は真っ黒な雲の中。 槍ヶ岳に最初に登った播隆上人ゆかりのお寺から登ると言うことで少し楽しみにしていたけれど・・・・む~~

「養老に転身しようね」とジオンさんと何となく決めていたけれど 後から到着したkayoさんから「山初心者が滑って転んでもいけないし 今日はうちで生ハムやベーコン作りましょう。」と提案があり 即決定。

まず養老の変なことから有名になってしまった丸明でお肉を仕入れます。

Momo豚ロースブロック5個

これは生ハム20個出来るはずです。

Bara_3
バラ肉ブロック 6個

これはベーコン用です。

それにしてもものすごい量です。 重い~~

kayoさんのお家は(正確には実家です) みんなが日本のチベットと愛情込めて呼んでいる養老の山間の小さなにあります。 そして昨日軽トラで私をあちこち案内してくれたKさんは 親戚でお隣に住んでいます。

昨日濡れ縁のある家を作るんだとうわごとのように言っていましたが 何がどうしてとても重厚な羨ましいようなお家に住んでいらっしゃいました。

あ それでkayoさんです。 このお家二棟あるのですが お父さまが亡くなってから空き家になってしまいました。 でもお邪魔した家は綺麗にお掃除されていて 今日も夜になれば灯りがともって 夕餉の香りがする・・・・そんな素敵なお家でした。 kayoさんが 時々ここへ来てはお家に風を入れている。 なかなか出来ないことだと思いkayoさんの人間的なすばらしさを感じました。毎年まったり会と称して何十人もの山中間が集まって宴会をするのもなるほどです。

Binkayoさんのコレクションです。

古いビンを集めていて 廃屋などに探しに出かけるとか。。。

話がまたそれました。 

ももブロックは生ハムを作ります。

Aburatoriアルコール消毒したまな板でモモの余計な油をそぎ取ります。 乱暴にやると実がついて行ってしまうし それをやるとハムの仕上がりもぼろぼろになります。

Cut_2
繊維に剃って4分割です。

Burokku
圧巻でしょ?

全部で20のブロックに別れました。

これを秤にかけてその3パーセントの塩の重さを計算します。

ビニール袋にブロックを入れ計った塩とさとう10グラム 胡椒少々を入れて揉み込みます。

それを3ブロック一袋にして冷蔵庫へ

Reizou
その後時々ひっくり返し(袋に入っているので揉み込んでって言うのが正しいと思うのだけれど)水が出てきたら拭き取り・・・の繰り返し

あと 燻煙機で寒風で干してスモークして・・・

そんな面倒なこと誰がやるんや????

私達は今日で帰ってしまうのであれれ?結局一番面倒なことkayoさんにお任せになってしまう。

Bekon
ベーコンも仕込みは一緒

ベーコンは 風に干す作業はない。

生ハムと同じようにするとパンチェッタが出来る。。。。はず

私は 家の事情からソフトベーコンしか作ったことないから これからのメンテナンスのことを考えると 安易にのってしまってkayoさんにお世話をかけてしまうことに後で気づき。。。。ごめんね

とは言えここまで作ってしまったら なんだか仕上がりも待ち遠しくてkayoさんのブログをのぞきながらその日を待っているのである。

何とも図々しい話である。

コメント (6)
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ハリヨの棲む池 保護のあり方

2011-12-07 18:42:33 | 日記・エッセイ・コラム

軽トラで行くツアーのおまけです。

ハリヨ 棲んだ美しい水でないと生息できない魚だそうです。昔醒ヶ井の地蔵川に梅花藻を見に行ったときに知った。 元々魚に詳しくないので 記憶にとどめるぐらいの関心しかなかったけれど。

ハリヨ イトヨ属 トゲウオ科  なんて恐ろしい名前なんだろう 背びれに三本 尾びれに一本 腹びれに二本とげがあるのでこの名前があるんだそうです。 大きさは4-5センチで小さい。鱗がない代わりに?鱗板が前の方に6枚ほどある。

これだけで池でハリヨを見つけるのは私には難しいけれど。

「今日は二つのハリヨの生息地を案内しましょう。」 良く聞いてみると 動物の保護のあり方を考えてしまう対照的なハリヨ池だった。

Hariyoike狭い住宅地を縫うように入っていったのでこの場所がどこかはっきり言えません。 ハリヨ池の看板があったので地元の人には分かるでしょう。

実はここには湧水があって ハリヨがいっぱい棲んでいました。

それを保護しようとして ビオトープのような池を作り 立派な公園にしてしまいました。

保護だもの良いんじゃないの?って言われそうな話ですよね。それでもしてしまいました。。。と言わざるを得ないのは湧水を流れなくしてしまったことのようです。

そのため ハリヨが減ってきて・・・ 大変だと いつもどこかからハリヨを運んでくるのだそうです。 なんだかなぁ?ですよね。 湧水は藻が繁茂してただの緑の湿地のようになっていました。

次は 本当のハリヨがいる場所です。 清水池と書かれていたと思います。

Yuuhodou木道が作られていましたが小川には手が加えられていません。

NHKがここでハリヨのレポートをしていたそうです。

この木道を行くとハリヨの棲む池 清水池につきます。

Hariyo
真ん中あたりに黒い影が見えますが 二匹いると思います。

時々空気の泡が浮かんできます。

湧水がわき出しているのです。

目を凝らしてみるとあちこちにハリヨがいます。

ハリヨは怒ると面白い行動をとります。 逆立ち姿勢で意志を表します(これ 相手に怒って見えるのかどうか?)旋回したり かみついたり 押し合ったり  

笑えるのは 鏡を池に立てると鏡に映った自分を見て怒って押し合うそうです。 はぁ ご苦労様

雄は巣作りをして雌を待ちます。

まず穴を掘り巣材を運び 底に砂をかけて 固めて・・・・新居作りですね。

そして 雌探しです。雌の前でジグザグに踊って好きだよダンスをします。 きっと派手にやるんでしょうね?でこっちこっちと雌を連れてきます。 雌を巣の入り口まで誘導「ここだよ さぁ入って」と行ったかどうか知りませんが穴の入り口に連れ込み産卵を促します。 その後放精をして水をあおります。水あおりは二週間も続けるそうなので種を残す努力ってすごいですね?

どこかで見るような様子ですが 今は草食系男子が多いそうだから 雌が巣の入り口で待っていたりして。。。。 まそんなわけでめでたく育った稚魚は4-5センチになると巣立ちするそうです。

脱線?しましたが ここは手を加えなかったことによって昔からのハリヨの棲む池として今も元気です。 よかれと思ってビオトープをつくって手厚く保護した池はおかしな事になっているようです。 自然保護の難しさを痛感した一日でした。 

コメント (2)
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