テムテムな日常

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「マーライサームチャーイ」第7話

2010-10-01 | タイドラマ「花環夫人」
第7話
「扉を開けなさい!」と無理やりドアを開けようとするプラヨーンたちの前に、トーン付きのメイドであるフーが現れます。「大変です。助けてください!トーンパイラム様が転んで、出血が・・・」というフーの言葉に驚く姉たち。トーンはスカートを血だらけにして苦しんでいました。騒ぎを聞きつけたヨットが飛んできます。すぐにトーンを病院へ運びますが、医師から流産したと聞かされ大ショックを受けるヨット。しかし姉たちはなんとなく、出血が怪しいことに気付いていました。落ち込むヨットに声をかけるラオーオーン。「大丈夫かだって?」とラオーオーンの言葉にヨットは声を荒げます。ヨットがトーンの流産に深く傷ついていることを痛感し、ラオーオーンは悲しくてたまらないのでした。

流産騒動のあと、ますますヨットはトーンにのめりこむようになります。ヨットの叔母は、後継者のヨットの数少ない身内として、このまま愛人に現をぬかす生活を続けるなら、今後は跡継ぎとして認めないよう申し出ることにします。ヨットを訪ねてきた叔母に、しらじらしく挨拶をするヨット。「また誰か叔母さんに余計な報告をしたようですね」とラオーオーンのほうを向いて嫌味を言うヨットに、叔母は露骨に嫌な顔をみせます。しかし「トーンパイラムが再び妊娠したんです」と笑顔で報告するヨットに、それ以上何も言えなくなってしまいます。トーンは妊娠していないのですが、叔母の干渉を避けるため、嘘を報告したのでした。実家に戻ったトーンは、母から「子供さえ出来ればあの家の財産が相続されるはず」とけしかけられます。

トーンは次第に妊娠しているふりをすることに疲れ始めていました。夜もあまり眠れません。ある夜、ふと外に出ると、使用人のフーとカノーンが密会しているところを目撃してしまいます。「妊婦のふりも楽じゃない」とこぼすトーンは、カノーンと関係を持ってしまいます。一方、テープの妻サラーンは妊娠の兆候に気付きます。サラーンの家で誕生パーティーが開かれることになり、ラオーオーンも招待を受けますが、なにも聞かされていなかったヨットは困惑。「会う機会もなかったし、とくに耳に入れる必要もないかと思って」と当たり前のように一人で出かけようとするラオーオーンに、ヨットはなんとなく疎外感を感じてしまいます。「もしかして、おまえにも愛人がいるのか」とラオーオーンに言いがかりをつけるヨットに、ラオーオーンは心底失望しますが、ヨットは勝手に怒り出し、部屋に戻ってしまいます。

テープの家で、ラオーオーンは父の愛人だった女と鉢合わせてしまいます。父の不調を初めて聞いたラオーオーンは、明日見舞いに行くと申し出るのですが、「年齢相応のことだから」と断れてしまいます。愛人にまでヨットとトーンの関係を知られ「お父様が知ったらさぞ恥ずかしいでしょうね」と嫌味を言われるラオーオーン。一方トーンはヨットとラオーオーンにひともんちゃくあったことを聞き「いい気味だわ」と喜びます。しかしヨットが、ラオーオーンが出かけた後部屋にこもって誰とも会わないでいることを聞いて、自分のもとに来ないヨットに対し腹を立ててしまいます。「今日は別の人を呼びましょう。あんたの恋人カノーンを連れてきて」と言われ、フーは凍りつきます。

もともとはこのふたりがそういう関係だったんですよね。

トーンの悪女っぷりにイライラが募りますが、トーンの目的も結局はヨットではなくヨットの財産なのです。なかなかトーンのしっぽを掴むことはできませんが、ラオーオーンももうヨットのもとを離れる決心をしつつあるようですね。カノーンとフーの関係を知り、カノーンとも関係を持ち続けるトーン。フーはいつまでもトーンの味方でいるでしょうか。こういうときって、浮気しているのは男なのに、怒りの矛先は女のほうへ向きますよね。自分が跡取り息子ということで、なんでも思い通りになるのが当たり前だと思っているヨット。しかし愛人トーンと、心許している使用人カノーンに裏切られていることを知ったら、どうなってしまうでしょうか。明日もまた一波乱ありそうです。

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