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「マーライサームチャーイ」第38話

2010-11-25 | タイドラマ「花環夫人」
第38話
あわててトーンのもとから帰宅したナリン。「昨日は家にも帰らずどこへいっていたの?」と妹に聞かれ、言葉を濁してしまいます。一方ナリンと会えない間、イムはドクターの言葉を信じ、一途に待ち続けていました。ナリンと会えない寂しさも、毎日家にやってくるドクターに少しずつ癒されていきます。そんななか、プラヨーンの体調が良くないと聞かされるラオーオーン。早速お見舞いに向かいます。ドクターと一緒にプラヨーンのもとへ出向いたのですが、思いのほかプラヨーンは元気そうで安心するラオーオーン。「食事でもどう?」と勧められるラオーオーンの前に、いきなりヨットが入ってきます。凍りつく一同にあえて気がつかないふりをするヨットを、ラオーオーンはひたすらに無視します。

食事が始まりますが、ラオーオーンは相変わらずヨットを無視したまま。「君の味付けは結構好きだったんだ」とラオーオーンに話しかけるヨットに、ラオーオーンはなんと答えていいか分からず困惑します。たまりかねたドクターは「奥様には今、料理のための時間などとっていただけないので」とヨットの話を遮ってしまいます。ヨットの姉は、今更のようにラオーオーンとの復縁を望んでいるヨットに「彼女のことを今更なんと呼ぶの?」と没落貴族の身分となったヨットを諌めます。一方で、ドクターもラオーオーンとヨットの復縁に懸念を示していました。ラオーオーンの幸せを願いつつも、ラオーオーンがどう生きることが彼女の幸せに繋がるのか分からず、ドクターは悩みます。

自分の思惑通りにことが進んでいくことにトーンは喜びを隠せませんでした。トーンのもとに、ナリンが訪ねてきます。大げさに「あなたをずっと待っていました」と喜ぶトーンに、「この間のことは絶対に誰にも知られるわけにはいかない」というナリン。トーンは「あなたのことが好きなんです」とナリンを誘惑します。一方、自分に縁談を持ってきておきながらあれ以来何の連絡もよこさないナリンの父に、ルンラウィーの父は苛立ちます。ルンラウィーの母は、ナリンの父のもとへ出向きます。職員の制止も聞かずナリンの父へ面会をするルンラウィーの母。「いったい娘との縁談はどうなっているの?」と憤るルンラウィーの母でしたが、ナリンの父は今本当に仕事が忙しく、それどころではなかったのでした。

帰宅した父は、ナリンにルンラウィーとの結婚を申し渡します。トーンから聞かされた話と全然違うことにナリンは困惑しますが、自分とトーンの関係を母の前で父に言うわけにも行きません。そして自分がトーンにはめられたことにようやく気がつきます。ナリンに会えないままのイムは、夜遅くまで外を眺めていました。そこへナリンがやってきます。「誰にも聞かれたくない話がある」と話し出したナリンは、イムに「近々ルンラウィーと結婚することになった」と話します。突然のことに大ショックを受けるイム。「父にはどうしても逆らえない」と繰り返すナリンに、イムはなにもいうことができません。「分かってくれるね」と言うナリンを振り切り、イムは家に戻ってしまいます。

「私の昔の男は、今どうしてるの?」ヨットのことなんてもうすっかり過去なんです。

トーンに騙され、関係まで持ってしまったナリン。イムとも破局してしまいました。当時のタイでは結婚は両親の決めた相手とするもので、ナリンが父に逆らえないのも当然のことではありますが、なんか・・・あまりにもナリンは浅はかでしたね。これじゃあイムがあんまりにも可哀想ですよ。そしてラオーオーンの幸せを願いながら、復縁をそれとなく迫るヨットをけん制するドクター。ラオーオーンにとっての幸せというのは、きっと自分が愛し愛されることよりも、自分の周りの人間が幸せに暮らすこと。それが分かっているからこそ、ドクターもラオーオーンに対して強気には出られないところなのでしょうけど、イムたちが破局して、ラオーオーンはますますドクターから遠のいてしまうような気がします。もどかしいですね。

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