テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

「憎しみ」2週目

2009-08-14 | タイドラマ
第5話
強引にイムを連れて帰ろうとするイン。イムは抵抗します。追っ手の隙をついて戻ってきたヨートは、インともみ合いになります。ヨートはインを殴って気絶させ、イムと再び逃亡の道へ。家に戻ってきたインは、「ほかにも女はいる」という父に対し「イム以外とは結婚しない」と決意を語ります。一方下宿生活のアーリーは、下宿先の主人からセクハラされそうになりながらも、ピンの助けを借りながら新しい生活を楽しんでいました。

結婚を認めてもらうため、ヨートはイムの父親ゲーオのもとへ向かいます。あらかじめジンがゲーオのもとへ出向き、話をしていたものの、父親は頑として認めようとしません。「のこのこ出てきたら、殺してやる」と息巻いています。約束の日になり、ヨートが現れます。「絶対に認めない」と怒り心頭のゲーオに対し「怒りを収めてもらえるなら、殺されても構わない」と跪くヨート。ゲーオは猟銃を構えますが、ウーンが立ちふさがります。

「許してもらえるまで、ここを動かない」と軒先に立ち続けるヨート。照りつける日差しのなか長時間立ち尽くすヨートを見かねた母親は、やめさせるようゲーオに許しを請うのですが、ゲーオも頑として動きません。とうとうヨートは倒れてしまいます。そこへインが現れます。「負けたほうがイムを諦める」と、ヨートに決闘を申し込みます。戦うふたりのことをゲーオに報告するも、ゲーオは依然として動きませんが、心が揺れていました。

決闘を見守るオーンは気が気ではありません。ヨートの剣が奪われ、インがとどめを刺そうとしたとき、イムが駆けつけてきます。「もうなにも心配いらない。結婚しよう」と呼びかけるインに、イムは「ヨートを愛しているの」とはっきりと告げます。イムの言葉を聞いてインは大きなショックを受けますが、そこへ村のお坊さんがやってきます。「幼馴染だというのに何事だ」と二人は激しく責められます。そこへとうとうゲーオも姿を現します。

このふたり、昔同じボーカルユニットで歌ってたアイドルなんですよね。

分かるのですが・・・こんなに事態が大きくなってしまって、生きるか死ぬか、やるかやられるかと言う状況に追い込まれているのにただなにもせず事態を見守っているだけのイムが・・・それでいいのでしょうか?あまりにもいいこちゃんすぎる態度が、どうも日本人の感覚からしたらしっくり来ません。一方両親から離れて、下宿生活を送っているアーリーも、下宿先の主人からあからさまなセクハラを受けそうになっていて・・・あわやというところで使用人ピンに助けられるわけですが、ピンとの関係が動き出すのはまだもう少し先のよう。骨肉の争いにしばし食傷気味ななかで、アーリーとピンの淡い関係はある意味清涼剤のような感じです。この二人はうまく行って欲しいなぁ。


第6話
村のお坊さんのとりなしで、ゲーオはしぶしぶイムとヨートの結婚を認めます。ただし「今後はこの村から出て行け」と条件をだします。結婚はできることになったものの、父の怒りは解けないことにイムは悲しみますが、ヨートと一緒に再び村を出て行きます。イムの結婚を知ったインは失意で酒びたりに。見かねたインの父親は、ゲーオに「残った娘と結婚させて欲しい」と頼みに来ます。ゲーオはインの相手にウーンを選びます。

ウーンは、姉イムと結婚したヨートがまだ忘れられません。両親たちの話をこっそり聞いてしまったウーンは、家を出る準備をしますが、両親に見つかってしまいます。「好きな人がいるからインさんとは結婚できない」と言うウーンに、父ゲーオも激怒。誰が好きなのか問い詰めます。ヨートが好きだというウーンに、父の怒りが爆発。棒で殴りつけますが、ウーンの心からヨートに対する気持ちが消えることはありませんでした。

アーリーは、学校をさぼって恋人と映画を観る約束をしていました。映画館まで送ってくれた使用人ピンに固く口止めをします。しかしピンは、同じ映画館に屋敷の主人が入っていくのを目撃。アーリーのことが主人にばれないよう、「ヘビがいる」と大声を出して混乱させ、騒ぎに乗じてアーリーを連れ出します。一方新しい土地へ向かったヨートとイム。枕に隠された呪詛のお守りを、イムに気付かれないようヨートは隠します。

インとの結婚の日まで、家に幽閉されるウーン。妹オーンに手紙を託します。自分はヨートを愛していること、インとは結婚したくないこと、そして「結婚の日は、私の死ぬ日です」と締めくくられた手紙を読んで、インは激怒します。自分とヨートを比べ怒りに身を震わせるインを、オーンは「私にはあなたが一番素敵に見えます」と慰めるのですが、インは「ほかの誰のためでもなく、イムのために生きている」と言い、オーンを傷つけます。

ほかの男とデートすると知っても、アーリーの力になるピン。いい男です。

イムとヨートが結婚することになり、ひそかにほくそえむオーンと、悲しみを隠せないウーン。さて、ドロドロしてきましたね。そんな家族の物語とは一線を画したところにいるアーリー。若いコらしくデートに向かったことをピンに口止めする姿が可愛かった。そしてピンに助けられたあと、彼氏とその場を後にする姿を見送るピン・・・いかにもいいとこのお嬢さんで奔放な性格のアーリーと、純朴でさえない使用人のピン、このふたりの関係が今後どうなっていくのかとても楽しみです。そして呪術の力で愛するイムを手に入れたヨート。呪詛のお守りがイムに見つかりそうになっていましたが、今後どうするつもりなのでしょうか?ウーンとオーンのドロドロっぷりが激しくて、なんだか影の薄い主演陣ですが・・・。


第7話
結婚の日まで家から一歩も出られなくなってしまったウーン。「絶対に奇跡があるから」と励ますオーンですが「好きでもない人と結婚するくらいなら死んだほうがまし」と言うウーンを助け出せません。ウーンが閉じ込められていることを聞きつけたジンに相談します。一方イムは、ヨートに「タンブンがしたい」と申し出ます。イムはヨートの子供を身ごもったのでした。ヨートは喜びのなかにも、次第に罪悪感を感じるようになります。

インとウーンの結婚の日が決まります。残された時間はあと1ヶ月、ウーンはどうすることもできません。様子を見に来たジンもウーンのことをそれとなく気遣います。相変わらず酒場で酒びたりのイン。偶然にもヨートの知人が、ヨートの話をしていることを聞いてしまいます。ヨートが呪術の力でイムを手にいれたことを聞き出したインは、術を解くため呪詛師のもとを訪ねます。呪いの最中、イムは気分が悪くなってしまいます。

イムへの呪いがとけてしまいます。術が終わり、イムが再び自分のもとへ戻ってくると術師から言われたヨートは、部下に手伝わせ術師をその場で打ち首にし殺してしまいます。一方イムを連れて術師のもとを訪れたヨートは、変わり果てた術師の姿に驚きます。インの手によるものだと聞いたヨートですが、ヨートがイムに施術したことがイムに知られてしまいます。怒ったイムはその場から走り去ってしまいます。

ヨートが呪いの力で自分のすべてを奪ったことが、イムには許せませんでした。ヨートのカバンからナタを取り出して死のうとします。必死にナタを奪い返したヨートでしたが、今度はイムが川に入っていってしまいます。荒れる天候のなか、入水したイムを必死に探すヨート。しかしイムはなかなか見つかりません。ようやくイムを探し出し、岸辺まで連れ出したヨート。一度は目を開けたイムでしたが、再び気を失ってしまいます。

必死の言い訳にも聞く耳すら持ってもらえません。

なんていうか・・・このドラマ、多分日本でやっていたらものすごい反発があると思うんですよね。まるで父の所有物であるかのような娘たち、本人の意思は関係なくひとりの女を奪い合う男たち・・・もちろん当の本人たちが反発の声を上げなければどうにもならないことなのでしょうけど、ちょっと現代日本では考えられない展開に目が離せなくなってきています。目的のためなら手段を選ばないインの存在が不気味ですね。そして望まない結婚を強要されそうになっているウーン。ジンがどうにか助けてやれればいいんでしょうけど、お互いなかなか素直になれないでいるところがもどかしいです。そしてインが好きなのに想いが叶いそうにないオーン・・悪役イメージの強いAnn演じるオーンなので、なにかやってくれそうですが。

第8話
イムは媚薬と呪いの力でヨートと共に家を出た、という現実をインから聞かされるイムの両親。あまりの結末に両親は驚いて言葉もありません。インは「呪いは解けたのて近々イムは帰ってくる。そのときは私と結婚させて欲しい」と両親に願い出ます。しかし一度他人の妻になった女を嫁として迎え入れるわけにはいかないと考えるインの両親は、3日以内にオーンと結婚させて欲しいと改めて懇願に来ます。

ヨートについてきてしまったのは媚薬と呪いのせいだったと知り、ヨートに対し怒りをあらわにするイム。荷物をまとめ、実家に戻ろうとします。ヨートは「イムを愛していたから」と必死に弁解するのですが、イムは「あなたのことを本当に愛しているのかどうかもう分からない」と拒みます。一方村ではインとウーンの結婚準備が着々と進められていました。しかしインと結婚などしたくないウーンは、部屋に閉じこもり食事もとりません。

インとの結婚がもう逃れなれないことだと悟ったウーンは、深夜こっそり起きだして自殺を図ります。ウーンの不審な様子に気付いていたオーンがすぐに止めさせます。オーンも、ウーンがインと結婚してしまっては都合が悪いのです。「どうしたらいいというの?」と取り乱すウーンに「しばらく逃げれば」と家出をそそのかすオーン。帰省していたアーリーが様子を見に来るのですが、オーンはとっさにアーリーに嘘をつきます。

一方ウーンと結婚することになったインも、不満を隠せませんが両親には逆らえません。毎晩のように酒を飲みに行き、家に寄り付きません。インの家族はそんなインを心配するのですが、帰宅したインは、「ウーンと結婚する」と言います。「ただし、結婚したら今後私のすることに一切手出しをしないで欲しい」と訴えるインに、両親も「分かった」というしかありません。ウーンはオーンとこっそり家を出る準備を進めていました。

どこの国でも、自殺と言えば首吊り・・・でもちゃんと助けられます。

イムとヨートの関係が崩れてしまいました。全ては「ドーンサネー」、つまり媚薬を盛られたからだと知ってしまったイムが、もうヨートを信用できないのは当然のこと。しかしイムは妊娠していましたよね?!そのへんはどうなるのでしょうか?イムの、ヨートへの気持ちは媚薬のせいだと知ったインは、当然のように「私がイムと結婚する」と言っていましたが、そこにもイムの気持ちはまったくないわけで・・・時代設定的に仕方ないのかもしれないですけど、もう少しイムの気持ちに共感できる部分が欲しいところです。そしてヨートのもとへ行きたいウーンと、インと結婚したいオーン、利害関係の一致から家出の計画をしていますけど、さていったいどうなることやら。アーリーが二人に不信感を抱いていましたよ。

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