第7話
パーンの実家を訪れたタンとヌーナー。パーンの母親から家に寄り付かないパーンの話を聞き、タンは「最初にヌーナーがちゃんとパーンをとめていればこんなことにならなかったのに」とヌーナーを責めます。一方ラックの家でBBQパーティーを開くことになり、パーンは率先して準備を手伝います。ラックと仲良く話している様子を見て、プーは少し寂しい気持ちになります。パーティーにはルットも招かれていました。かいがいしくルットのケアをするプーの姿に、今度はパーンが少しノイジャイな気持ちに。仲よく一緒にいるプーとルットを見て、父親も少し安心した表情を見せます。
パーンの写真を撮っていたラック。プーが「二人の写真をとってやろうか」と言い出します。渋々プーにカメラを渡すラック。腰に手を回したり、あえて親密ぶりをアピールするラックたち。今度はラックがプーとルットの写真を撮ります。なんとなく面白くないパーン。プーが背を向けている間にルットの足元へ芋虫を投げます。虫に驚いたルットはプールに落ちてしまいずぶぬれに。パーンの服を借りたルットは、パーンに「ラックは魅力的な男」と、結納の日の様子をパーンに話します。命を絶つ直前の妹パンの様子、ラックの態度をルットの口から聞き、パーンは怒りに震えます。
ラックが部屋に入ってきて、パーンはあわてて自制心を取り戻します。ルットは、パーンの様子を不審に思いながらも話をあわせます。パソコンで先ほど取った写真を眺めているラックに声をかけられても、パーンはルットの言葉が耳に残っていて上の空でした。「外へ行きたい」というパーンにつきあい散歩に出かけるラック。「どこか旅行にでも行きたい」というパーン。どこでも連れて行ってあげるというラックにパーンは「車でチェンマイまで行きたい」と言い出します。「ちょっと遠くて、自信がない」と言うラックをけしかけ、ついに二人は車で出かけます。
車に乗ってからなぜかうれしそうにニコニコしているラック。あたりの景色を見て「こんなところを走ったことなんて今までになかった」と言い出すラックに、パーンの苛立ちは募ります。屋敷にルットと母親がやってきます。「仕事を探している」というルットに、父親は「プーの秘書をすればいい」と強引に話を決めてしまいます。パーンはラックに「私を信じて運転して」といい、手で目を隠します。左右にハンドルを切り対向車を避けさせるラック。センターラインを超えていたラックたちの前に、一台の乗用車が近づきます。
プーとルットが仲良くしてると、なんとなくおもしろくないパーン。
なんとなくラックの身に不安を感じるプー。一方ラックは、パーンの行き過ぎた行為に少し複雑な気分になっていました。ふたりの向かった先は北タイのリゾート地パーイ。パーイに到着し、少し寒そうにしているパーンに、ラックは上着を貸します。なんとなくいい雰囲気になりかけたところで、プーから電話が。ラックに電話をかけているプーに、父親は嫌味をいいますが、プーは「僕だって父さんからの愛情が欲しい」と言ってしまいます。プーの辛い気持ちを知っている使用人のノムは、ひとりでいるプーを慰めるのでした。
夜、食事を楽しむラックとパーン。ふたりでコムローイを飛ばすことに。「飛ばす前に願い事をするのよ」というパーンに促され、ラックもパーンも目を閉じます。なにを願ったか聞かれ、「ずっと幸せで過ごせるように」と答えるラック。パーンに同じことを尋ねるラックに「私の苦しみが早く癒えますように」とパーンは答えます。翌朝、パーイの美しい自然の風景を見たラックは「以前にも見たような気がする」と言い出します。パーンを追いかけて林の中を歩くパーン。落ちていた折鶴に目を留めます。折鶴に導かれるようにして、ラックはとある場所にたどり着きます。
木に吊り下げられたたくさんの折鶴。ラックの脳裏に、以前にもこの場所に来たことがあるような記憶が浮かび上がります。落ちていた写真には自分の姿が。写真はまるで自分を導くかのように落ちています。写真を拾いながら歩いていった先には、一軒の家がありました。その家に入った瞬間から、ラックの目には、自分と、もうひとりの女性の姿が。その女性が誰なのかラックは思い出すことができません。ですがとうとうすべてを思い出します。パンとの交際、ルットとの婚約、去っていくパン、そして車にはねられた自分・・・足元を誤りラックは階段から転倒します。
じわじわと追い詰められていくこのシーン、めっちゃドキドキしましたよ。
ルットとプーが急接近。ルットは別に金持ちと結婚できればラックでもプーでもいいわけで・・・。一方的に婚約を破棄した、と言う理由でなんとなくルットに逆らえずにいざるを得ないプー。気の毒です。プーとパーンの、なんとなくお互いが気になりながらのシーンがせつなくもおかしかったですね。「長男として与えるものはちゃんと与えてきた」という父親に「愛情が欲しい」と訴えるプー。感情をついぶちまけてしまったプーでしたが、この親子関係もはやくどうにかなってもらいたいものです。そしてラックがとうとう思い出しました!この最後の20分くらいの展開は、それこそ下手なホラー映画よりも良くできていたと思います。じわじわと追い詰められるラックの表情がよかった。あぁ~続きが気になります!!
第8話
意識を取り戻したラックは、すぐさま恋人だったパンのもとへ行こうとします。兄のプーから「ルットとの結納の日に、パンは自殺した」と聞かされ、父親と兄が自分を騙したことを知ります。部屋に入ってきたパーンに「一人にしておいて欲しい」と言うラック。みんなが出て行った部屋でひとり涙を流します。プーはラックが階段から落ちて怪我をしたことで、パーンの管理不行き届きを責めますが、「あの家のことに詳しいのね」とパーンに言われ、言葉を失います。「魂が導いたのだとは思わない?」と言うパーンに「馬鹿なことを」と怒りをあらわにするプー。
パンの悪夢にうなされるラック。心配する家族やパーンに対しても、ついそっけない態度をとってしまいます。ひとり考え事をしているラックに声をかけるパーン。「昔の恋人のことを思い出したから、私のことは面倒に感じているの?」と尋ねられ、あわてて否定するラック。パーンとの関係はこのまま続けていきたいと言われ、パーンは怒りに震えます。ヌーナーに「パンが感じた悲しみ、苦しみ、すべてを味わわせてやる」と改めて復讐を誓うのですが、友人のタンに「そんなこと、誰が頼んだ?誰が喜ぶ?」と責められてしまいます。
パンとの思い出の場所をたどるラック。どんなことが起きてもずっと守っていくと誓った関係だったことなどを、ラックは少しずつ思い出していきます。パンとの出会いは偶然でした。夜、道を歩いていたラックが「金を出せ」とからまれたことがきっかけだったのです。暴漢たちから逃げる途中に出会ったパン。「君も早く逃げろ」と言ったのに、「やめなさい!」と毅然とした態度をとったパン。成り行き上パンを守るため暴漢と戦うラックでしたが、最後はパンの機転でどうにか逃げ延びたのでした。
パンと出会ってから恋人同士になるまでそんなに時間はかかりませんでした。しかしふたりの交際を父親は認めようとせず、ラックは家をでます。パンとともに毎日を過ごすラックでしたが、何度も父親に連れ戻されそうになります。「これからはここで暮らしていこう」と、新しい家の前でパンに誓うラックに、パンは「どこにいても、あなたさえいてくれればもうなにも怖くない」と笑顔を見せます。かつての出来事にやりきれない思いになるラック。パンとの思い出の畑で花をつんでいる老人を見たラック。手伝おうとしますが「じゃまするな!」と突き飛ばされてしまいます。
パンのお墓で泣き崩れるラック。自分のせいで、最愛の人が死んだのです・・・。
彼がパンの父親であると聞かされるラック。「娘さんを亡くされてから生きる希望を失ったみたいなんです」と聞かされ、ラックは自分のせいでパンの家族をも自分が苦しめていることを知ります。家に帰ってきたラックは父親を無視。「欲しいものがあるならなんだって与えてやる」と言われ「パンを返してほしい」と父親に詰め寄るラック。すべてのことが父親によって起きたこと、自分だけではなく、パンの家族も苦しんでいることを父親に訴えます。外出先から帰ってきたパーンは、玄関先でプーといるルットに出会います。ルットに対する慇懃無礼な態度に、プーはパーンを連れ出します。
ルットに対するパーンの態度を諌めるプー。しかしパーンはまったく意に介しません。二人で話し込んでいる様子を見たルットは、パーンがなにか隠しているのではないかと不審な気持ちをもちます。父親に呼び出されたパーンは、ラックについての相談を受けます。「記憶が戻ってからラックは変わってしまった。救えるのは君しかいない」と言われ、パーンはラックの部屋に入ります。パンとのことを思い出し悩むラックに、「ささいなことでも、別の人にとっては大きな出来事だと感じていることだってある」と声をかけるパーン。ラックは「もう少し時間が欲しい」と出て行きます。
顔を合わせれば口論になり、理由もなく疎まれる自分の存在をプーは嘆きます。度重なる父親との確執を思わず使用人のノムに愚痴ってしまうのですが、「価値のない人間なんてどこにもいない」と言われ、プーは少し元気を取り戻します。父親は父親で、亡くなった妻のことが忘れられずにいました。部屋で妻のことを思いだしていると、愛人が入ってきます。妻の写真を見て「私がいるのにまだこの女が忘れられないの?」と言い出します。その言葉に父親は逆上。「余計なことを言うな!」と、思わず愛人の首を絞めます。
我に返った父親でしたが、結局愛人の存在を無視することはできないのでした。翌日、ラックは早朝からでかけてしまい、プーも家を出ようとしていました。ルットと会うであろうプーのあとをそれとなく追うパーン。一方タンとヌーナーも、これ以上パーンの暴走を見ていられないとばかりにパーンを尾行。ルットと一緒にお茶を飲もうとしていたプーを見つけたパーンは、偶然を装って間に割り込みます。ルットにそれとなく牽制球を投げるのですが、プーがルットをかばうのでおもしろくありません。運ばれてきた飲み物にわざとぶつかり、ルットをずぶぬれにします。
ルットが着替えに行っている間、パーンはプーと一緒です。何食わぬ顔で服を選ぶパーンの本意がプーには分かりません。こっそり様子を伺っていたヌーナーとパーンの目が合います。パーンはすぐさまヌーナーたちを追うのですが、そのときプーの服の襟に口紅がついてしまいます。パーンが去った後戻ってきたルットは、口紅のあとをみてすぐパーンのしわざだと気付きます。一方ラックは、パンの墓に行っていました。墓標の写真を見て、改めてパンがもうこの世にいないことを再確認するラック。取り返しのつかない気持ちで涙を流します。
「すべてはお前の幸せを願って・・・」父ちゃんも必死です。
パーンの目的は、ラックに愛する人を失う苦しみを味わわせること。そして妹パンが死ななければならなかった理由を作ったすべてに復讐をすることです。ラックがパンのことを思い出した今、もう半分以上は復讐なんて終わっているような気がするのですけど・・・。なんとなくだけど、ラックは死ぬんじゃないでしょうかね。ラックだって、ルットとの婚約は不本意なものだったわけですし、今はパーンと婚約してはいるけれど、パンのことを思い出した今、いまさらパーンを愛することなんてできないでしょう。そして予告ではとんでもない展開に!!プーへの気持ちはどうか偽らないで欲しいのですが、あれもやはり復讐の一環なのでしょうか?!
第9話
プーの帰りを待っていたパーン。白々しくプーに話しかけますが、プーは「君のことは信用できない」と言い出します。さらにルットから、昼間パーンとタンが会っていた様子を写した写メールが送られてきて、プーはますますパーンに不信感を抱くように。翌日も朝早くから出かけていくラックに、父親が声をかけます。毎日どこに行くかも告げず朝早くから夜遅くまで家を空けるラックに「ミーナーは知っているのか」と尋ねる父親。ラックは「自分のことはもうほっておいて欲しい。それができないなら、もうここには戻らない」といいます。
ラックのことをパーンに相談する父親に、パーンは「記憶を失う前になにがあったのですか?」と問いかけます。パンと付き合っていたことや、パンとの交際を認めずにいたことには一切触れない父親。ドクターに相談するとも言われ、パーンは仰天。あわててヌーナーに電話をします。「今からそっちにいくから」と家を出たパーンでしたが、パーンの後を追ってプーも家を出ていました。プーの車に気付いたパーンは、自分のあとをつけてきたプーを責めますが、プーからタンと一緒にいるところの写真を見せられ、動揺します。そこへタンが声をかけてきます。
プーの姿を見て、あわててその場を取り繕うヌーナー。パーンも話をあわせます。ヌーナーの家に上がりこんだ2人。プーは明らかに3人を怪しんでいます。パーンが「この二人がつきあうことになったから」と言い出し、ヌーナーは思わず飲み物を口から噴出してしまいますが、その言葉になんとかプーは納得。外に行っているタンとパーンを呼びにヌーナーが席をはずした間に、プーは家の中に飾られた写真にパーンの姿がないことに気付きます。そしてとうとう、看護師の資格証明書の名前と、顔写真が一致していないことに気付いてしまいます。
確かな証拠をつかもうと、プーはこっそり病院へやってきます。病院のスタッフに携帯の写真を見せて、「この人がミーナーですか?」と尋ねたところ、「この人はパーンで、ミーナーの友達よ」との返事が。さらにスタッフボードの写真でミーナーと名乗る人物は、パーンではないことを知ります。その頃パーンは実家の両親のもとを訪れていました。知らない男性がパンの墓を訪ねてきたという話を聞き、パーンは急いで墓へ向かいます。きれいに手入れされた墓を見て、ラックがきたのではないかと考えるパーン。そこへラックが現れます。
それでも心のどこかでパーンを信用したかったんですよね。
パーンがここにいることに驚いた様子のラックでしたが、「ちょうどよかった」とパーンに話し始めます。パンのことをとても愛していたこと、パンのためならどんなことでもできたこと、しかし兄に騙されルットと婚約することになってしまったこと、その様子を目にしてしまったパンが自殺してしまったこと、一通り話し終えたラックは心からパーンに詫びます。パーンはすべての黒幕がプーであったことを知り、プーに対する憎しみをあらわにするパーン。翌日、それぞれに思惑のあるプーとパーンは一緒に出かけることにします。
ラックも、パーンがパンの墓にいたことに不審を感じていました。記憶を失っている間、パーンのなかにパンの面影を見ていたのはなぜなのか悩みます。一方プーとパーンは一緒に食事を楽しんでいました。「もうひとつ、行きたい場所がある」とプーが言い出します。「信用した人にしか話していない秘密の場所」と言われ、パーンはついていくことに。そこは陸からほど近い島にある別荘でした。自分のことを少しずつ話し始めるプー。そしてパーンにも「君のことを話して」と言い出します。何も隠していないというパーンに「君はいったい誰なんだ?」とプーは切り出します。
「ミーナーという名前も、看護師であるということも、すべて嘘だと分かっている」と詰め寄るプー。しかしパーンは言葉巧みに言い逃れます。「僕たちの家から出て行ってくれ」と静かに言うプーに、パーンは「自分の気持ちに逆らってラックと婚約してまであの家にいるのはどうしてだか分かてる?」と言い出します。そんなパーンに、プーはとうとうパーンを愛してしまっていることを告白してしまいます。ベッドをともにしたあと、パーンは少し心が痛むのでした。パーンのことをはじめて本当の名前で呼ぶプーに、パーンの気持ちは揺れます。
車で家に帰る途中、パーンとプーは、二人の関係はしばらく家族には隠しておくことで合意します。わざと財布を車に置き忘れるパーン。翌日、会社でルットとプーが話しているときにパーンがやってきます。ラックに送ってもらってここまで来た、財布を車に忘れていないかと尋ねるパーン。ルットの前で、パーンに笑顔を見せるプーにルットの苛立ちも募ります。用事を済ませ、ラックと一緒に帰宅するパーン。パンを亡くしたことでプーに対するわだかまりができたと話すラック。「君にはこんな辛い経験がないから分からない」というラックに「どうして分からないと言えるの?」とパーンは言い返してしまいます。
あわててその場を取り繕うパーン。帰り道「行きたいところがある」と言い、ラックが向かったのは寺でした。パンのためにタンブンをします。亡くなったパンのため冥福を祈るラックの姿に、パーンは少しラックに対する気持ちが変わっていくのでした。パンが好きだった花で作られたマーライを手にするラック。パンとの想い出を語るラックに、パーンは心が動きます。「パンも、パンの家族も、僕一人のせいでどれだけ苦しんでいるか」と自分を責めるラックに、パーンは思わず涙を流してしまうのでした。
ほんと最近のタイドラマは色気のあるシーンが増えました。
記憶喪失ということを差し引いても、今まで周りの気持ちにあまりにも鈍感だったラック。しかしパンのことを思い出してからは別人のように変わってしまって・・・ラックが昔のようなラックに戻ってしまったことで、父も困惑しているようです。まぁ自業自得ではありますが。パーン、もう復讐は終わったのでは?パンを亡くしたこと、その原因を作ったことで自分を責め続けているラック、もう充分苦しんでいます。そしてパーンとプーが秘密の関係に!もちろんパーンはプーに対し心憎からず思ってはいたのでしょうけど、復讐のために寝るなんてあんまりです!本当のことを知ったら、プーがどれだけ悲しむことか。物語もいよいよ終盤です。すべての人の心から憎しみが消えるエンディングに向かうのか?!
パーンの実家を訪れたタンとヌーナー。パーンの母親から家に寄り付かないパーンの話を聞き、タンは「最初にヌーナーがちゃんとパーンをとめていればこんなことにならなかったのに」とヌーナーを責めます。一方ラックの家でBBQパーティーを開くことになり、パーンは率先して準備を手伝います。ラックと仲良く話している様子を見て、プーは少し寂しい気持ちになります。パーティーにはルットも招かれていました。かいがいしくルットのケアをするプーの姿に、今度はパーンが少しノイジャイな気持ちに。仲よく一緒にいるプーとルットを見て、父親も少し安心した表情を見せます。
パーンの写真を撮っていたラック。プーが「二人の写真をとってやろうか」と言い出します。渋々プーにカメラを渡すラック。腰に手を回したり、あえて親密ぶりをアピールするラックたち。今度はラックがプーとルットの写真を撮ります。なんとなく面白くないパーン。プーが背を向けている間にルットの足元へ芋虫を投げます。虫に驚いたルットはプールに落ちてしまいずぶぬれに。パーンの服を借りたルットは、パーンに「ラックは魅力的な男」と、結納の日の様子をパーンに話します。命を絶つ直前の妹パンの様子、ラックの態度をルットの口から聞き、パーンは怒りに震えます。
ラックが部屋に入ってきて、パーンはあわてて自制心を取り戻します。ルットは、パーンの様子を不審に思いながらも話をあわせます。パソコンで先ほど取った写真を眺めているラックに声をかけられても、パーンはルットの言葉が耳に残っていて上の空でした。「外へ行きたい」というパーンにつきあい散歩に出かけるラック。「どこか旅行にでも行きたい」というパーン。どこでも連れて行ってあげるというラックにパーンは「車でチェンマイまで行きたい」と言い出します。「ちょっと遠くて、自信がない」と言うラックをけしかけ、ついに二人は車で出かけます。
車に乗ってからなぜかうれしそうにニコニコしているラック。あたりの景色を見て「こんなところを走ったことなんて今までになかった」と言い出すラックに、パーンの苛立ちは募ります。屋敷にルットと母親がやってきます。「仕事を探している」というルットに、父親は「プーの秘書をすればいい」と強引に話を決めてしまいます。パーンはラックに「私を信じて運転して」といい、手で目を隠します。左右にハンドルを切り対向車を避けさせるラック。センターラインを超えていたラックたちの前に、一台の乗用車が近づきます。
プーとルットが仲良くしてると、なんとなくおもしろくないパーン。
なんとなくラックの身に不安を感じるプー。一方ラックは、パーンの行き過ぎた行為に少し複雑な気分になっていました。ふたりの向かった先は北タイのリゾート地パーイ。パーイに到着し、少し寒そうにしているパーンに、ラックは上着を貸します。なんとなくいい雰囲気になりかけたところで、プーから電話が。ラックに電話をかけているプーに、父親は嫌味をいいますが、プーは「僕だって父さんからの愛情が欲しい」と言ってしまいます。プーの辛い気持ちを知っている使用人のノムは、ひとりでいるプーを慰めるのでした。
夜、食事を楽しむラックとパーン。ふたりでコムローイを飛ばすことに。「飛ばす前に願い事をするのよ」というパーンに促され、ラックもパーンも目を閉じます。なにを願ったか聞かれ、「ずっと幸せで過ごせるように」と答えるラック。パーンに同じことを尋ねるラックに「私の苦しみが早く癒えますように」とパーンは答えます。翌朝、パーイの美しい自然の風景を見たラックは「以前にも見たような気がする」と言い出します。パーンを追いかけて林の中を歩くパーン。落ちていた折鶴に目を留めます。折鶴に導かれるようにして、ラックはとある場所にたどり着きます。
木に吊り下げられたたくさんの折鶴。ラックの脳裏に、以前にもこの場所に来たことがあるような記憶が浮かび上がります。落ちていた写真には自分の姿が。写真はまるで自分を導くかのように落ちています。写真を拾いながら歩いていった先には、一軒の家がありました。その家に入った瞬間から、ラックの目には、自分と、もうひとりの女性の姿が。その女性が誰なのかラックは思い出すことができません。ですがとうとうすべてを思い出します。パンとの交際、ルットとの婚約、去っていくパン、そして車にはねられた自分・・・足元を誤りラックは階段から転倒します。
じわじわと追い詰められていくこのシーン、めっちゃドキドキしましたよ。
ルットとプーが急接近。ルットは別に金持ちと結婚できればラックでもプーでもいいわけで・・・。一方的に婚約を破棄した、と言う理由でなんとなくルットに逆らえずにいざるを得ないプー。気の毒です。プーとパーンの、なんとなくお互いが気になりながらのシーンがせつなくもおかしかったですね。「長男として与えるものはちゃんと与えてきた」という父親に「愛情が欲しい」と訴えるプー。感情をついぶちまけてしまったプーでしたが、この親子関係もはやくどうにかなってもらいたいものです。そしてラックがとうとう思い出しました!この最後の20分くらいの展開は、それこそ下手なホラー映画よりも良くできていたと思います。じわじわと追い詰められるラックの表情がよかった。あぁ~続きが気になります!!
第8話
意識を取り戻したラックは、すぐさま恋人だったパンのもとへ行こうとします。兄のプーから「ルットとの結納の日に、パンは自殺した」と聞かされ、父親と兄が自分を騙したことを知ります。部屋に入ってきたパーンに「一人にしておいて欲しい」と言うラック。みんなが出て行った部屋でひとり涙を流します。プーはラックが階段から落ちて怪我をしたことで、パーンの管理不行き届きを責めますが、「あの家のことに詳しいのね」とパーンに言われ、言葉を失います。「魂が導いたのだとは思わない?」と言うパーンに「馬鹿なことを」と怒りをあらわにするプー。
パンの悪夢にうなされるラック。心配する家族やパーンに対しても、ついそっけない態度をとってしまいます。ひとり考え事をしているラックに声をかけるパーン。「昔の恋人のことを思い出したから、私のことは面倒に感じているの?」と尋ねられ、あわてて否定するラック。パーンとの関係はこのまま続けていきたいと言われ、パーンは怒りに震えます。ヌーナーに「パンが感じた悲しみ、苦しみ、すべてを味わわせてやる」と改めて復讐を誓うのですが、友人のタンに「そんなこと、誰が頼んだ?誰が喜ぶ?」と責められてしまいます。
パンとの思い出の場所をたどるラック。どんなことが起きてもずっと守っていくと誓った関係だったことなどを、ラックは少しずつ思い出していきます。パンとの出会いは偶然でした。夜、道を歩いていたラックが「金を出せ」とからまれたことがきっかけだったのです。暴漢たちから逃げる途中に出会ったパン。「君も早く逃げろ」と言ったのに、「やめなさい!」と毅然とした態度をとったパン。成り行き上パンを守るため暴漢と戦うラックでしたが、最後はパンの機転でどうにか逃げ延びたのでした。
パンと出会ってから恋人同士になるまでそんなに時間はかかりませんでした。しかしふたりの交際を父親は認めようとせず、ラックは家をでます。パンとともに毎日を過ごすラックでしたが、何度も父親に連れ戻されそうになります。「これからはここで暮らしていこう」と、新しい家の前でパンに誓うラックに、パンは「どこにいても、あなたさえいてくれればもうなにも怖くない」と笑顔を見せます。かつての出来事にやりきれない思いになるラック。パンとの思い出の畑で花をつんでいる老人を見たラック。手伝おうとしますが「じゃまするな!」と突き飛ばされてしまいます。
パンのお墓で泣き崩れるラック。自分のせいで、最愛の人が死んだのです・・・。
彼がパンの父親であると聞かされるラック。「娘さんを亡くされてから生きる希望を失ったみたいなんです」と聞かされ、ラックは自分のせいでパンの家族をも自分が苦しめていることを知ります。家に帰ってきたラックは父親を無視。「欲しいものがあるならなんだって与えてやる」と言われ「パンを返してほしい」と父親に詰め寄るラック。すべてのことが父親によって起きたこと、自分だけではなく、パンの家族も苦しんでいることを父親に訴えます。外出先から帰ってきたパーンは、玄関先でプーといるルットに出会います。ルットに対する慇懃無礼な態度に、プーはパーンを連れ出します。
ルットに対するパーンの態度を諌めるプー。しかしパーンはまったく意に介しません。二人で話し込んでいる様子を見たルットは、パーンがなにか隠しているのではないかと不審な気持ちをもちます。父親に呼び出されたパーンは、ラックについての相談を受けます。「記憶が戻ってからラックは変わってしまった。救えるのは君しかいない」と言われ、パーンはラックの部屋に入ります。パンとのことを思い出し悩むラックに、「ささいなことでも、別の人にとっては大きな出来事だと感じていることだってある」と声をかけるパーン。ラックは「もう少し時間が欲しい」と出て行きます。
顔を合わせれば口論になり、理由もなく疎まれる自分の存在をプーは嘆きます。度重なる父親との確執を思わず使用人のノムに愚痴ってしまうのですが、「価値のない人間なんてどこにもいない」と言われ、プーは少し元気を取り戻します。父親は父親で、亡くなった妻のことが忘れられずにいました。部屋で妻のことを思いだしていると、愛人が入ってきます。妻の写真を見て「私がいるのにまだこの女が忘れられないの?」と言い出します。その言葉に父親は逆上。「余計なことを言うな!」と、思わず愛人の首を絞めます。
我に返った父親でしたが、結局愛人の存在を無視することはできないのでした。翌日、ラックは早朝からでかけてしまい、プーも家を出ようとしていました。ルットと会うであろうプーのあとをそれとなく追うパーン。一方タンとヌーナーも、これ以上パーンの暴走を見ていられないとばかりにパーンを尾行。ルットと一緒にお茶を飲もうとしていたプーを見つけたパーンは、偶然を装って間に割り込みます。ルットにそれとなく牽制球を投げるのですが、プーがルットをかばうのでおもしろくありません。運ばれてきた飲み物にわざとぶつかり、ルットをずぶぬれにします。
ルットが着替えに行っている間、パーンはプーと一緒です。何食わぬ顔で服を選ぶパーンの本意がプーには分かりません。こっそり様子を伺っていたヌーナーとパーンの目が合います。パーンはすぐさまヌーナーたちを追うのですが、そのときプーの服の襟に口紅がついてしまいます。パーンが去った後戻ってきたルットは、口紅のあとをみてすぐパーンのしわざだと気付きます。一方ラックは、パンの墓に行っていました。墓標の写真を見て、改めてパンがもうこの世にいないことを再確認するラック。取り返しのつかない気持ちで涙を流します。
「すべてはお前の幸せを願って・・・」父ちゃんも必死です。
パーンの目的は、ラックに愛する人を失う苦しみを味わわせること。そして妹パンが死ななければならなかった理由を作ったすべてに復讐をすることです。ラックがパンのことを思い出した今、もう半分以上は復讐なんて終わっているような気がするのですけど・・・。なんとなくだけど、ラックは死ぬんじゃないでしょうかね。ラックだって、ルットとの婚約は不本意なものだったわけですし、今はパーンと婚約してはいるけれど、パンのことを思い出した今、いまさらパーンを愛することなんてできないでしょう。そして予告ではとんでもない展開に!!プーへの気持ちはどうか偽らないで欲しいのですが、あれもやはり復讐の一環なのでしょうか?!
第9話
プーの帰りを待っていたパーン。白々しくプーに話しかけますが、プーは「君のことは信用できない」と言い出します。さらにルットから、昼間パーンとタンが会っていた様子を写した写メールが送られてきて、プーはますますパーンに不信感を抱くように。翌日も朝早くから出かけていくラックに、父親が声をかけます。毎日どこに行くかも告げず朝早くから夜遅くまで家を空けるラックに「ミーナーは知っているのか」と尋ねる父親。ラックは「自分のことはもうほっておいて欲しい。それができないなら、もうここには戻らない」といいます。
ラックのことをパーンに相談する父親に、パーンは「記憶を失う前になにがあったのですか?」と問いかけます。パンと付き合っていたことや、パンとの交際を認めずにいたことには一切触れない父親。ドクターに相談するとも言われ、パーンは仰天。あわててヌーナーに電話をします。「今からそっちにいくから」と家を出たパーンでしたが、パーンの後を追ってプーも家を出ていました。プーの車に気付いたパーンは、自分のあとをつけてきたプーを責めますが、プーからタンと一緒にいるところの写真を見せられ、動揺します。そこへタンが声をかけてきます。
プーの姿を見て、あわててその場を取り繕うヌーナー。パーンも話をあわせます。ヌーナーの家に上がりこんだ2人。プーは明らかに3人を怪しんでいます。パーンが「この二人がつきあうことになったから」と言い出し、ヌーナーは思わず飲み物を口から噴出してしまいますが、その言葉になんとかプーは納得。外に行っているタンとパーンを呼びにヌーナーが席をはずした間に、プーは家の中に飾られた写真にパーンの姿がないことに気付きます。そしてとうとう、看護師の資格証明書の名前と、顔写真が一致していないことに気付いてしまいます。
確かな証拠をつかもうと、プーはこっそり病院へやってきます。病院のスタッフに携帯の写真を見せて、「この人がミーナーですか?」と尋ねたところ、「この人はパーンで、ミーナーの友達よ」との返事が。さらにスタッフボードの写真でミーナーと名乗る人物は、パーンではないことを知ります。その頃パーンは実家の両親のもとを訪れていました。知らない男性がパンの墓を訪ねてきたという話を聞き、パーンは急いで墓へ向かいます。きれいに手入れされた墓を見て、ラックがきたのではないかと考えるパーン。そこへラックが現れます。
それでも心のどこかでパーンを信用したかったんですよね。
パーンがここにいることに驚いた様子のラックでしたが、「ちょうどよかった」とパーンに話し始めます。パンのことをとても愛していたこと、パンのためならどんなことでもできたこと、しかし兄に騙されルットと婚約することになってしまったこと、その様子を目にしてしまったパンが自殺してしまったこと、一通り話し終えたラックは心からパーンに詫びます。パーンはすべての黒幕がプーであったことを知り、プーに対する憎しみをあらわにするパーン。翌日、それぞれに思惑のあるプーとパーンは一緒に出かけることにします。
ラックも、パーンがパンの墓にいたことに不審を感じていました。記憶を失っている間、パーンのなかにパンの面影を見ていたのはなぜなのか悩みます。一方プーとパーンは一緒に食事を楽しんでいました。「もうひとつ、行きたい場所がある」とプーが言い出します。「信用した人にしか話していない秘密の場所」と言われ、パーンはついていくことに。そこは陸からほど近い島にある別荘でした。自分のことを少しずつ話し始めるプー。そしてパーンにも「君のことを話して」と言い出します。何も隠していないというパーンに「君はいったい誰なんだ?」とプーは切り出します。
「ミーナーという名前も、看護師であるということも、すべて嘘だと分かっている」と詰め寄るプー。しかしパーンは言葉巧みに言い逃れます。「僕たちの家から出て行ってくれ」と静かに言うプーに、パーンは「自分の気持ちに逆らってラックと婚約してまであの家にいるのはどうしてだか分かてる?」と言い出します。そんなパーンに、プーはとうとうパーンを愛してしまっていることを告白してしまいます。ベッドをともにしたあと、パーンは少し心が痛むのでした。パーンのことをはじめて本当の名前で呼ぶプーに、パーンの気持ちは揺れます。
車で家に帰る途中、パーンとプーは、二人の関係はしばらく家族には隠しておくことで合意します。わざと財布を車に置き忘れるパーン。翌日、会社でルットとプーが話しているときにパーンがやってきます。ラックに送ってもらってここまで来た、財布を車に忘れていないかと尋ねるパーン。ルットの前で、パーンに笑顔を見せるプーにルットの苛立ちも募ります。用事を済ませ、ラックと一緒に帰宅するパーン。パンを亡くしたことでプーに対するわだかまりができたと話すラック。「君にはこんな辛い経験がないから分からない」というラックに「どうして分からないと言えるの?」とパーンは言い返してしまいます。
あわててその場を取り繕うパーン。帰り道「行きたいところがある」と言い、ラックが向かったのは寺でした。パンのためにタンブンをします。亡くなったパンのため冥福を祈るラックの姿に、パーンは少しラックに対する気持ちが変わっていくのでした。パンが好きだった花で作られたマーライを手にするラック。パンとの想い出を語るラックに、パーンは心が動きます。「パンも、パンの家族も、僕一人のせいでどれだけ苦しんでいるか」と自分を責めるラックに、パーンは思わず涙を流してしまうのでした。
ほんと最近のタイドラマは色気のあるシーンが増えました。
記憶喪失ということを差し引いても、今まで周りの気持ちにあまりにも鈍感だったラック。しかしパンのことを思い出してからは別人のように変わってしまって・・・ラックが昔のようなラックに戻ってしまったことで、父も困惑しているようです。まぁ自業自得ではありますが。パーン、もう復讐は終わったのでは?パンを亡くしたこと、その原因を作ったことで自分を責め続けているラック、もう充分苦しんでいます。そしてパーンとプーが秘密の関係に!もちろんパーンはプーに対し心憎からず思ってはいたのでしょうけど、復讐のために寝るなんてあんまりです!本当のことを知ったら、プーがどれだけ悲しむことか。物語もいよいよ終盤です。すべての人の心から憎しみが消えるエンディングに向かうのか?!
手を繋ぎながらキスするの憧れちゃいます。
あんなに素敵な2人なのにパーンは復讐を考えてるなんて切なすぎる。。。
気持ちがあふれちゃった、という感じの告白がよかったです・・・でも復讐なんですよね~。
でもこれで既成事実ができちゃったわけで、この先の展開がますます気になります・・・やっぱりお約束として妊娠とかしてしまうんでしょうか?!
パーンも、復讐なんかしても誰も喜ばないことに早く気付いて欲しいですね。
ま~ぁ、色々展開していくもんで、感想があり過ぎます(笑)
7話目のラックとパーンのドライブのシーン。
ラックに目隠しして運転させるなんて、あんまりにも酷い!と思ってムカムカしました。
ほんとに、もう!!
でもラックはいつでもパーンに対して優しいんですよね~。
寒い時に自分の上着をかけてあげたり。
「ほっとけばいいのに」なんて思う私(笑)
それにしてもコムローイは綺麗で幻想的でいいですね。
一度でいいから実際に見てみたいものです。
ラックが記憶を取り戻していくシーンではサスペンス映画さながらのいいシーンでしたね。
Danの演技、上手いですよね!!
忘れちゃいかんのがお兄ちゃん。
お父さんに愛情を求めて、可哀相・・・。
ノムさんに慰められるシーンなんか可哀相でたまりませんでした。
8話目からもまたDanの演技が光ってたと思いませんか?(笑)
怒ったり、泣いたり、色んな表情が光ってました。
ラックがパーンに「私の事が面倒になったの?」と訊かれたシーン。
個人的には「実はそうなんだ・・・」な~んて言って欲しかったんですけど、
私の思惑とは違う返事をしてしまうラック。
このまま続けて行きたいなんて八方美人のような事は言わないで~~って感じです(笑)
それにしてもラックのお父さんに嫌われてたパンがとっても可哀相でした。
なんでそんなに嫌うのか・・・、お父さん。
交際を反対されてる2人が可哀相であります。
ふふ・・・。
まぁ、一応婚約者なので、パーンには優しいですよね。
でも、一番最初の段階で、好きでもなんともないルットとの婚約を(だまされて連れてこられたとはいえ)きっぱり断っていればこんなことにはならなかったはずなので・・・
やっぱり八方美人はいけませんよね(笑)。
Danいいですね。
表情の幅が大きいというか・・・。
「5プレン」ではあまりよく分からなかったんですけど、「32タンワー」が早く観てみたい!
お父さんとしては、ラックの幸せを願って
パンとの交際は認めなかったのでしょうけど
結果として今、こうしてラックは苦しんでるわけで・・・
ラック最後は出家、もしくは死、という結末が待ってるんじゃないかなぁ~。なんとなくですけど。
私としては、記憶喪失でのん気にパーンに惚れちゃってた頃よりも、今苦しんでるラックのほうが数段ステキに見えます(笑)。
あ~、もう悲しいです。
8話目のラストのシーン。
ラックがパンのお墓で泣き崩れるシーン。
「パンを愛してる、キットゥン・・・」なんて言いながら泣いてるラック。
私も一緒に号泣しましたよ。うぇぇぇん
9話目の展開もビックリ。
お兄ちゃん、キスシーンがめっちゃ上手いですね。
一段とカッコよく見えました。
パーンと結ばれた後、お兄ちゃんの表情がすっかり変わりましたよね。
今までは、何となく陰があって元気無くて。
でもその後は表情が明るくなって、嬉しそうな顔になりましたね。
あの表情だけを見てたら、「良かった~~」なんて思っちゃうけど、パーンの本当の気持ちはどうなんでしょう?
全く好きでも無いのならばお兄ちゃんが可哀相過ぎます。
復讐の気持ちが大部分を占めつつも、心の奥底では「好き」である気持ちがあって欲しいと願います。
ラック、9話でもめっちゃ悲しんでますよね。
ラックは本当にパンを愛してたし、自分の非を充分認めてます。
そんな素直な人なんですよね。
もう復讐なんてしなくてもいいでしょう・・?
ラックは復讐なんかされなくてもこれからずっとパンを亡くした悲しみを背負っていくような人なのに・・・。
結末はラックの出家で終わって欲しい・・・。
ラックが死んだらいか~~ん(泣)
今9話まで終わっているということは、だいたい12~13話で終わりなので
今週で終わりかな?!と思ってます。
ラックは心の素直なよい子なので
きっと自分のせいで恋人パン、パンの家族をくるしめていることに
きっと絶えられなくなるような気がします。
なので、ちゃんとパーンとの婚約は破棄して
お父さんとも訣別して
パンのいた場所で、静かに暮らしていく・・・とか
そんな結末がいいなぁ~と思ってます。
パーンは今、プーへの復讐にシフトしたようですが
元をたどれば、悪いのはお父さんです。
プーとは、わだかまりなくちゃんと恋人として結ばれて欲しいですね。
ラック、演技いいですね!
表情の幅が広くて、泣いてるとついもらい泣きです。
ファンの人に愛されてるのもよく分かります。
いづれにせよ
クライマックスに向けて盛り上がってきてますので
最後まで楽しみましょうね!