テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

「心を偽る愛の影」第1話

2010-04-28 | タイドラマ「心を偽る愛の影」
第1話
フェンシングの選手として、将来を嘱望されたナーワーは、交通事故で歩くことが出来なくなってしまいます。療養のため地方の別荘へやってきたものの、自暴自棄になっているナーワーは、使用人に当り散らし、食事もとろうとせず、深夜悪夢にうなされ大声を出して暴れたりします。別荘に隣接する孤児院の娘カオホームは、そんなナーワーの父のことを慈悲深い人だと深く尊敬していました。「あんな立派な人の息子なら、ちゃんと分かるはず」と、あえてナーワーに対し「人の迷惑を考えなさい」と厳しい言葉をぶつけます。

ナーワーの父親は、弟とともに会社を経営しています。しかし弟はひそかに兄の成功を妬んでいました。息子のテーチットに、兄の所有する別荘地を売って別の事業を展開する企画書を作らせるのですが、会議の場であっさり却下されてしまいます。激しい憤りを隠せない父親に対し、テーチットは冷静に父をなだめていました。孤児院で働いている使用人マイは、かつてハイソな家の娘ランヤーと愛し合っていました。ランヤーの父親の反対で、二人は引き裂かれたのでしたが、時が経った今もお互いのことを忘れる日はありませんでした。

ナーワーは、部外者の立場でありながら自分に意見をしてきたカオホームが気に入りません。自分と一緒に食事をするよう命令し、会話のなかでカオホームが孤児であることを知ります。障害を負う身となったナーワーに「そんなのたいしたことじゃない」とあっさり言うカオホームに、ナーワーはすっかり気を悪くしてしまいます。ナーワーの父は、会社を出る途中何者かに襲われ大怪我を追います。実は父を襲ったのは、弟の指示だったのですが、入院することになった兄に代わって会社を任された弟は、息子テーチットに、例の別荘地を調査するよう言いつけます。

父に命じられたとおり、早速別荘地に向かうテーチット。運転手の鼻歌に嫌気がさし、自分で運転して別荘地へと車を走らせます。カオホームとナーワーは、朝早くから森の中を散歩していました。「本当のあなたは、今みたいに冷たい無気力な人じゃないはず。目を見れば分かる」と笑顔を見せるカオホームに「競争だ!」といきなり車椅子を走らせるナーワー。道を横切ろうとした車椅子の前に、テーチットの運転する車が!車は急停車し大事には至りませんでしたが、乱暴な運転にカオホームは激怒。「あやまりなさい!」と食って掛かります。

あわや大惨事!というところでしたが、それにしてもすごいカーブです。

テーチットとナーワーが実はいとこ同士だということを聞いて、カオホームは驚きます。「なんて最低な人!」と憤りの収まらないカオホームに「こんな僕なんて、車にはねられても構わなかったのに」と言うナーワー。そんなナーワーを本気で気遣うカオホームに、ナーワーは少しずつ心を動かされていきます。テーチットはカオホームの母である孤児院の院長に会い、新しい事業のため孤児もろとも立ち退いて欲しい旨を伝えます。あまりに急な話に混乱する母でしたが、テーチットを見送った後、これからのことを考え途方にくれてしまいます。話を聞いたカオホームも困り果てます。

ナーワーの父親の見舞いに、古くからの友人であるランヤーが訪れます。かつてランヤーの父親に、結婚相手にどうかとランヤーを勧められた父でしたが、ランヤーは、使用人マイとの恋を父親に引き裂かれ、しばらく留学することを決めていました。留学中に妊娠が分かり、ひとりでマイとの子供を産み、病院に預けたきりにしていたのでした。「捨てた子供のことよりも大切なものなんてない」と言うランヤーを、親友のフォンが慰めます。ファーと古いアルバムを見ていたランヤーは、自分の名前入りのネックレスを子供に託したことを思い出します。

カオホームは誕生日プレゼントとして、母からネックレスを渡されます。「あなたの本当のお母さんのものよ」と言われ、初めて実の母への手掛かりを知るカオホーム。翌日、孤児院の仲間たちが集まってささやかなパーティーを開いてくれます。楽しいひと時を過ごす一同のまえに、テーチットが現れます。カオホームの母に、2週間以内にここを出て行くよう言い渡すテーチット。「無理に決まってる」という母親に対し、「ナーワーに相談する」と憤るカオホーム。しかし母は、テーチットの父による報復を恐れ、ナーワーには絶対に言わないよう強く口止めします。

ランヤーは、親友のフォンと一緒に、当時自分の娘を託した病院の看護師に会いに行くことに。あの日、子供を産んだことを父に許してもらうため父のもとを訪れたランヤーは、怒った父から勘当を言い渡されたのでした。傷心で病院に戻るも、病院は火事になっており、子供の行方は分からずじまい。焼け跡に遺体がなかったことから、生存は信じていたものの、当時の看護師は「当然連絡をとったけれど、あなたはもう死んだと告げられて、どうしようもできなくなった」と言われます。あまりにもひどい父の仕打ちに、ランヤーは父の遺影の前で必死に怒りをこらえるのでした。

孤児院の立ち退きの話を聞き、頭がいっぱいのカオホーム。ひとりで物思いにふけっているところへナーワーがやってきます。「なにか困りごとがあるなら話して」というナーワーに、カオホームは立ち退きの話をすることができません。「テーチットは悪い奴じゃない。ただ愛情に飢えているだけだ」と、テーチットを許すよう諭すナーワー。再び立ち退きの話をしにやってくるテーチットとカオホームは再び激しく衝突。怒りに任せカオホームの腕を掴むテーチットを、ナーワーがとめます。「気が変わった。お前の親父になにがあったか教えてやる」と、テーチットはナーワーに怒りを向けます。

いい男のするスポーツといえば、フェンシング!

ナーワーもテーチットも男前!ヒロインのカオホームのこびてない感じがこれまたいい感じ。ちょっと目が離せないドラマです。カオホームの本当の母親はランヤー、父親はマイ、というところまではもうすでに明らかになっているのですが、これが今後どう明かされていくのか、そしてカオホームはナーワーとテーチット、どちらを選ぶのか。カオホーム(香る米)を、「カオメン(臭い米)」と呼ぶナーワー、はじめは嫌味だったのが徐々に親しみを込めたものになっていく過程がなんかさわやかでドキドキしました。ドラマ慣れしてない感じの主演陣が初々しくてよいですね。ナーワー役ナデート・釘宮クン、今注目のモデル出身俳優さんです。名前のとおり、日系人。頑張って欲しいところです。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
フェンシング (maron)
2010-05-10 23:22:16
>いい男のするスポーツといえば、フェンシング!
そうなんですか?w
いやぁー確かにどっちもイィオトコ

それにしても1話が90分ってやっぱ長~い
返信する
ごらんになられたのですね (hana(本人))
2010-05-11 02:19:49
>maronさん
ね~!
この手のドラマ好きでしょ??
私はテーチット派ですが、ナーワーもカワイイですよね。
返信する

コメントを投稿