テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

「心を偽る愛の影」第2話

2010-04-28 | タイドラマ「心を偽る愛の影」
第2話
ナーワーにまで怒りの矛先が向いてしまうことに憤りを禁じえないカオホーム。車に乗り込むテーチットを追いかけ、罵声を浴びせます。「言いたければ言えばいい」とせせら笑うテーチット。家に戻って、テーチットの与えた立ち退きの猶予が2週間から3日になってしまったことを母から聞いたカオホームは自分を責め落ち込みます。悩んでいる様子のカオホームを心配して声をかけたマイが、「私はすべてを失ったけど、愛する人がそれで幸せになれたのだから後悔はない」ときっぱり言うのを聞いて、ある覚悟を決めます。翌日、朝からテーチットのもとへ向かったカオホーム。立ち退きの猶予をもらえるならなんでもする、と土下座するカオホームに、テーチットは不敵な笑みを浮かべます。

カオホームを車に乗せ、自分の所有する農場に連れてきたテーチット。「ここで収穫の手伝いをしろ」というテーチットに、カオホームは不満を見せますが「なんでもするといったはずだ」と言われ、しぶしぶ従うことに。「これくらいたいしたことない」というカオホームでしたが、慣れない農作業に悪戦苦闘。そのころナーワーは、バンコクで入院中の父のもとへ戻ることを決め、カオホームの母に挨拶をしに行っていました。カオホームの姿が朝から見えないと心配する母の言葉に、ナーワーも不審なものを感じます。農場の仕事を終えたカオホームは、今度はテーチットから水汲みを命じられます。泳げないカオホームは恐々流れの速い川に近づくのですが、足を滑らせ川に転落。慌ててテーチットが助けに入ります。

気を失ったままのカオホームを別荘まで連れて帰ってきたテーチット。急いで医者を呼びにやらせます。行方の分からないカオホームを心配する一同に、「一か所だけ、探していないところがある」と言い出したナーワー。それはテーチットの別荘でした。カオホームの容態はたいしたことなく、じきによくなると医者から言われ、ほっと胸をなでおろすテーチット。しかしテーチットの家に、孤児院の一同が車でやってきます。「カオホームが来てないかと思って」と使用人に声をかけるカオホームの母。思わず知らん振りを決め込む使用人に、「絶対中にいるはず」と、母についてきたラティーが乗り込んできます。人の声に思わずカオホームを抱えて隠れるテーチット。無人のベッドルームを確認し、ようやくラティーも納得します。

ラティーの恋人マンゴンは、ラティーの心配がカオホームではなくテーチットにあることを見抜いていました。それとなくラティーをけん制しますが、上手くはぐらかされてしまいます。ナーワーは、カオホームのことが心配で、一晩中外で待ち続けます。眠ったままのカオホームをもてあましながらも、そっと熱をみたり布団をかけたりするテーチット。翌朝、目を覚ましたカオホームは、自分の身になにが起きたのか分からず混乱しますが、脱がされた自分の服を見てテーチットになにかされたのではないかと勘違い。薬を手渡そうとするテーチットを思い切り殴りつけてしまいます。「最低男!」とテーチットを罵り、ひとりで家に帰ろうとするカオホームを無理やり車に乗せ、送っていこうとするテーチット。

「体で感じる他人のぬくもり」を知らずにいたテーチットの戸惑いとドキドキがつたわってくる素敵なシーンでした。

家近くの森にさしかかったところで「ここで降ろして」というカオホーム。車から降りてしまいます。「ナーワーは、体は不自由だけど心は健全な人。だけどあなたは、心こそが不自由な人」と、テーチットに精一杯の怒りをぶつけるカオホーム。あまりの言葉にテーチットはなにも言えなくなってしまいます。歩き出したカオホームを引き止めることも出来ず、呆然と立ち尽くすテーチット。カオホームは自分を探しにきたナーワーと偶然再会。「どこに行っていた?どれだけ心配したか」と言うナーワーに、思わず「森で迷って・・・」と言葉を濁します。仲睦まじげな二人の様子を偶然見てしまったテーチットは深く傷つきます。母やマイに心配をかけたことを詫びるカオホーム。「森で迷って、テーチットに送ってもらった」と嘘を重ねます。

カオホームの母は、孤児院の一同を集め、とうとう立ち退きの話をします。あまりにも急な出来事に一同混乱し、ラティーの恋人マンゴンはテーチットと直談判すると言い出します。必死にとめるラティーでしたが、マンゴンは聞きません。「警察に捕まるようなことになったら私はどうするの?」と訴え、なんとかマンゴンは怒りを納めますが、ラティーはテーチットとどうにかして関係を持ちたいと企んでいました。カオホームと別れた後、改めてカオホームに対する自分の気持ちに戸惑うテーチット。幼い頃からなにかにつけナーワーに遅れをとってきたテーチット、今回もナーワーにカオホームを奪われるのかと思うと我慢なりません。孤児院に出向き、「立ち退きの申し出は撤回する。ただし、カオホームと婚約させて欲しい」と宣言します。

あまりの申し出に混乱するカオホーム。ラティーもどうにか邪魔しようとします。「君には関係ない話だ」とテーチットにさえぎられ、悔しがるラティー。まずはテーチットとカオホームの母が話し合いをすることになります。「カオホームは周りからの愛情をたくさん受けてきた。そして周りの人にも愛情を与えることの出来る子。愛情に飢えているあなたはカオホームを手に入れることで愛情を手に入れようとしている。だけどそれは、あなたの望みとは別のこと」と諭されるテーチット。テーチットを帰した後、カオホームは自分とテーチットの間にはなんの関係もなく、テーチットへの気持ちなど少しもないことを母に話します。母に理解され、安心するカオホーム。しかし申し出を断られたテーチットは怒りに満ちていました。

ナーワーは入院中の父のもとを訪ねます。「これからは、隠し事はやめて欲しい」と言うナーワーに、父も隠していたことを素直に詫び、またナーワーも、勝手な行動をしたことを謝ります。「足をちゃんと治したい」と言いだしたナーワーに、笑顔を見せる父。一方、実母への手掛かりとなるペンダントを眺めながら、物思いにふけるカオホーム。様子を見に来たマイが声をかけます。「もしも、自分の気持ちに逆らって、とある申し出を受けることで、みんなを助けることが出来るとしたら、おじさんならどうする?」とマイに尋ねるカオホーム。「難しいな・・・」としばらく考えながら、マイは「君が無理してるなら、みんなだって喜ばないんじゃないかな?」と答えます。カオホームはマイと話すことで少し元気を取り戻します。

予定よりも早く荷物を運び出すためのトラックがやってきます。テーチットの仕業だと感づいたカオホームは、すぐさまテーチットのもとへ。「どういうこと?」と詰め寄ります。「みんなのためになんだってする、なんて言っていたが、結局なにも出来ないんだな」と挑発するテーチット。しかしなぜかトラックの運転手に「荷物の運び出しは明日にする」と宣言してしまいます。自分が犠牲になることで、みんなを救えるのではないかと悩むカオホームのまえに、ラティーがやってきます。「昨日はひどいこと言って悪かった」と謝るラティー、「ひとつお願いがあるの」と、カオホームを廃工場へ連れて行きます。「財布を落としたみたい。探すのを手伝って」とカオホームに探させている間、ラティーは工場の扉に鍵をかけてしまいます。

どういうわけだかうまがあうというか・・・信頼関係が見て取れますね。

マイとカオホームの関係がなんだか観ていていい感じ。いつもカオホームをそれとなく気遣うマイと、安心して悩みを打ち明けるカオホーム。親子だとは知らないながらも深いつながりが見てとれますね。カオホームの実の母ランヤーが、テレビ番組で「娘を探している」と訴えているシーンを偶然目にするマイ。お互いに今でも深く想いあっている様子に胸が痛かったです。カオホームを見送った後、「あの子と話をすると、なぜだかお嬢様(ランヤーのこと)を思い出す」と言っていたマイ、いつか早く幸せになってもらいたいですね。きっとカオホームもマイが実の父親だと知ったら、うれしいはずです。カオホームに恋心を抱きながらも不器用なテーチット、今度はどう動いてくるのか・・・。

最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
似てるよね? (yap)
2010-05-02 21:39:56
カオホームのお母さんとオー・アヌチットって
返信する
えぇ~???! (hana(本人))
2010-05-02 22:34:45
>yapさん
そうですか??それは思わなかったなぁ~。
テーチットは、押尾学に似てるよね。
返信する
うんうん (yap)
2010-05-03 23:11:44
たしかに似てる~

Danにも似てるのかなぁ~と思ったり

今確認したら全然似てなかったけど…(笑)
あのぷくぷくの唇から、アム・アティチャートと某男優さんを連想しました。

返信する
ふふふ・・・ (hana(本人))
2010-05-03 23:47:40
>yapさん
ナーワー役Nadechクン
「面長すぎ!!」と思っていたけど
ドラマの中ではほんといい子で・・・癒されますね。

インタビューでは、ナーワーがかなり自分の性格と違うということで「普段の僕はまわりのみんなにウザがられるくらいお調子者です」と言っていました。

カワイイ~!!

あと、テーチット役Markクンは、テーチットが口も悪く、心も冷たそうな人間なので「僕のことまでキライにならないでください~」と言ってました。

んもう、カワイすぎ!!
返信する
似てる (maron)
2010-05-11 20:55:37
テーチットはフィギュアスケートの高橋大輔選手とpotatoのwin君 ナーワーは松ケン カオホームはピンクレディーのケイちゃんに見えます。
カオホームのお母さんがオー・アヌチットにはうけました
返信する
そうかも!! (hana(本人))
2010-05-11 21:09:20
>maronさん
テーチット=大ちゃん、うんうん、分かる分かる!
カオホーム=ケイちゃんも、なるほど~って感じです。

似てる話ではないんですけど、ナーワーのお父さんとテーチットのお父さんが兄弟役、というのは、なんかすごく絶妙な配役だなぁ~と思いました。
返信する

コメントを投稿