「明日も君が好き」第6話

第6話
プンは、ゲーオを再びポーと引き合わせることになってしまったことをゲーオに詫びます。会社を辞めることになったとプンに話すゲーオの前に、ポーがやってきます。「話がある、ついてこい」と言うポーはゲーオに「私の秘書になれ」と言います。「秘書はやったことがない」と拒むゲーオに「私のことは、本名のポーラミンと呼べ、ゲーオガンヤー！」と他人行儀に怒るポー。「お前は問題があるとすぐに逃げようとする」と挑発され、ゲーオは秘書をやることを引き受けてしまいます。帰宅後、母にはポーの会社でポーの秘書として働くことになったことを言わないで欲しいとプンに頼むゲーオ。母は、子供達が立派な仕事に就けたことを喜ぶのですが、帰宅したゴーンは家族の前で不機嫌な様子を見せます。

ポーは姉パットの娘ニームを可愛がっていました。そんな二人を酔って帰って来たピパットは怒鳴りつけます。後日刑務所のパットのもとを訪れたポー。一向に姿を見せないピパットに業を煮やし「ピパットには女がいるに違いない。出所したら、ただじゃおかない」と憤るパットをなだめます。会社ではプンのもとに後輩ヌーがやってきます。お菓子をプレゼントされプンは大喜び。しかし、ゲーオに恋人がいないと聞いて喜ぶヌーを見て、プンはヌーがゲーオに興味を持っていることに気付きます。一方ゴーンはピーラウィットの担当からおりてしまいます。何も言わず別のPTをよこしたゴーンに腹を立てたピーラウィットは、クリニックまで出向き、ゴーンに理由を尋ねます。

会社で、ポーはゲーオにことさら厳しく当たります。重い書類を運ばせたり、わざと混乱させるような固有名詞をだしたりするポーに、ゲーオの頭もパンクしそうです。昼食を誘いにやってきたヌーは、書類ファイルを落としてしまったゲーオを手伝いますが、誤って指先を怪我してしまったゲーオを気遣い、ティッシュを渡しているところをポーに見られてしまいます。「男をたらしこむ暇があったら、仕事をしろ！」と言い放つポー。部屋に呼ばれたゲーオの前に、ポーの恋人オーンが現れます。「水持ってきなさいよ」とゲーオに敵意をむき出しにするオーン。うっかりゲーオはオーンの足元にグラスを落としてしまいます。「拭きなさい」と怒るオーンに、跪いて靴を拭うゲーオの姿に、さすがのポーも目をそらします。

オーンと昼食に出ようとしたポーでしたが、オーンに「忘れ物をした」と言い残し、ゲーオの元へ戻ろうとします。ゲーオはポーの仕打ちに涙を流していました。泣いているゲーオを見て、驚いたヌーが声をかけてきます。「ポーラミンさんは、ちょっとやりすぎだと思う」と言うヌーに、ゲーオは「あなたには関係のない話だから」と気丈なところをみせます。そんなふたりの様子を見てしまったポーは、ついまたゲーオに嫌味を言ってしまいます。オーンとの食事中もゲーオのことが気になるポー。早めに切り上げ会社に戻りますが、ゲーオはまだ戻ってきていません。ゲーオの携帯番号も聞いていなかったポーは、訝しがられながらもタンワーに調べてもらいます。

プンのことはただの先輩としか思っていないのですが・・・。

ポーの気持ち・・・ゲーオへの愛と、裏切られた憎しみとがごちゃごちゃになって、ゲーオにつらく当たりながらも自分の気持ちが満たされることもなく、なんだか可哀想。もちろん理不尽な要求をされるゲーオが一番可哀想なんですけど・・・今はゲーオの頑張りどころです！昔のように「ポー」と呼んでしまって「ポーラミンと呼べ！」と言われているゲーオ。こんなにこじれてしまうとはまさか思いもしなかったでしょう。後輩ヌーがなにかとゲーオを気遣ってきますが、このことは親友プンや、ポーからの更なる誤解を招きそうですよね。ポーの恋人オーンの存在も不気味。大会社の社長令嬢らしく、「あなたのそばに秘書であろうと女がいるなんてイヤ」とわがままなことを言うオーン、今後もゲーオを悩ませる存在となりそうです。


そして・・・白衣のFluke、可愛かったですねぇ～☆憎きピパットの弟という理由から、ピーラウィットの担当を降りてしまうゴーン。理由を尋ねられても本当のことは言えず・・・「どうして僕に構う？！」と聞き返すゴーンに言葉を詰まらせるピーラウィットが印象的でした。お互いなんとなく惹かれあうものを感じながらも、やはり同性同士ということもありあからさまにできない事情もあるのでしょうけど・・・わりとストレートに自分の要求を表現するピーラウィットに振り回されてばかりのゴーン、カワイイですね。ですがピパットのこともあり、ゴーンが自分の気持ちを認め、ピーラウィットを受け入れるにはまだ時間がかかりそう。最後には笑っていて欲しいです。

こんなカワイイPTさんにリハしてもらいたいものです。