花・華

皆様こんにちは。

ここ銀座中央通にも春の花が咲き誇り
通行人を和ませてくれいます。

私事で恐縮ですが、昨日次女が高校を卒業し
四月からは進学して新たな路を歩み始めます。

当店も3月14日で三年目を迎えさせて頂きます。
この二年間、公私共にお世話になっている方が写真の
町晃水産社長の町山さんです。
当店の前菜は魚介を中心として構成しておりますが、日々
築地市場で最高級の食材を「目利き」で届けて頂いており
ます。
正に「華」のある人です。

本日は春爛漫・・・桜鯛、蛤、小柱、白海老、帆立貝、桜鱒
鯧(真魚鰹）と旬の食材の揃い踏み。
何をどう召し上がるかは、お客様次第でございます。

三年目に入ることです。「我儘」のきく店づくりにスタッフ
全員で一歩ずつですが努力して進んでおります。

ちなみにスーシェフ栃尾くん・・・カウンターに座り資料を広げ
なにやら悩んでおります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本日のブログ担当：大塚

ご存知ですか？

　皆様こんにちは

　本日も大変暖かな一日ですね。
　昨日の気象庁の発表では、東京の桜の開花は例年より１０日ほど早い３月１８日でした。
　私が小学校に入学した時の、「満開の桜をバックに新品のランドセルを背負った笑顔の神童？」の写真が我が家のアルバムには残されておりますが、今年のピカピカの一年生は、どうやら満開の桜をバックには難しそうですね。


　本日の写真は・・・
　皆様この魚はご存知ですか？
　関西では高級魚として扱われておりますが、東京では一般にあまり出回らないので、ご存知でない方も多いかと思われます。
　この魚は下関産の「まながつお」でございます。
　まながつおは、漁期がかつおと同じシーズンで、しかもかつお同様に味が良いことからこの名前が付けられたそうですが、分類上はかつおとは関係がございません。
　「西海に鮭なし、東海にまながつおなし」と言われるくらい関西では鮭と並んで美味しい魚にあげられ、「まな」というのは、その美味しさを愛とか真という字を用いて褒め称えられた程だそうです。
　
　鯛や平目も勿論美味しいのですが、この魚の様に一般ではあまり知られていない魚の美味しさを知ると、何だか得をした気分になるのは私だけでしょうか・・・


　　　
　　　　　　　　　　　　　　　本日のブログ担当：二十歳過ぎれば只の人
　

もう日向夏です

　皆様こんにちは

　今朝は家を出てから少し遠回りをして、近所の商店街を眺めながら来たのですが、果物屋さんの店先には宮崎名物「日向夏」が並べられておりました。
　私は日向夏の上品な酸味と甘さ、そして爽やかな香りのバランスがいかにも日本の果物らしく大好きでございます。
　旬は初夏のイメージなのですが、ここ最近は冬でも西瓜が並ぶくらいですから、あまり驚くほどのことではなくなってしまいましたね。ただ、昨今のスーパーの野菜売り場などを見ると、あまりの季節感の無さに少々寂しい気分にもなりますが・・・
　
　やはり、“旬”というものは、大切にしていきたいものですね。
　

　大塚さんも欧州CLでバルセロナの敗退が決まり、少々寂しい気分になっております。
　
　

　
　
　
　
　

　

　
　　

今日は二十四節気の啓蟄

皆様こんにちは。

私も、この陽気に誘われる様に築地市場へ・・・

本日の仕入れは貫禄のある姿形・艶やかな色
魚の王の名に恥じることのない『鯛』
わけてもまだいはたいの中のたい。桜の頃 瀬戸内海で
獲れた“桜だい”は有名です。

中卸の「佃晴」の石井さんにお願いして競り前に、極上の品を
２尾おさえてもらいました。
天然の一本釣りの活は、築地でもそうは入りません。
一尾は瀬戸内、片や三重志摩・・・　さてどうしよう・・・
築地の天皇「町山さん」と三人で相談の上、後者を選択しました。
理由は単に美味しそうな方・・・。

三枚に卸す時、包丁を入れるとビクビクと手に伝わる感触は
余り気持ち良いものではありませんが、鮮度の証明。
写真の尾の切り口は神経を抜く為です。
さて、どう変わりますか。
続きは明日のお楽しみです。

雄チャン、本日入荷しました。
売り出しは１２日以降です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本日のブログ担当：大塚

温故知新

皆様こんにちは。

昨日は、陽光に誘われて春探しに行って参りました。
家族で荒川の土手を歩いていると土筆の新芽、すみれや
たんぽぽの花が咲き乱れておりました。

夕方テレビの「ちびまる子ちゃん」でも春探しをしてはるの味覚を
味わっていました。

さて、先日観た映画「マリーアントワネット」の中では当時の料理、
菓子などが随所に出ておりました。
私が修行を始めた３５年前と現在とでは料理の盛り付け方法、調理
食材と全く異にする物になって来ております。
しかしながら映像の中に登場したカスレやマカロンは現在も伝統的な
物の代表として支持され店頭に並んでいます。

当店も今月で三年目に入り店の顔となる料理、牛肉の産地・生産者も
徐々に決まってきました。
（仕入業者の方々に誠心より御礼申し上げます。）

これからも伝統を重んじ、常に研究心を忘れる事なく店創りに努力
しなければと痛感した春の一日でした。
（たんぽぽの新芽のサラダ美味でした。）

雄チャン、隠岐牛入ったら連絡します！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本日のブログ担当：大塚