I’ll be dis-ABSOLUTER

ほぼ休止状態の不定期更新雑記
日々のつぶやきや情報などはTwitter ID:air_dmzilにて

お届けまで29分でしたので、規定通りの料金でお支払いお願いします……は、遠い前世紀の話

2007-09-24 19:40:49 | Anime(アニメ・コミック)
■アニメ「ハヤテのごとく!」
---第26話「お届けまで29分でしたので、規定通りの料金でお支払いお願いします……は、遠い前世紀の話」


まず一言…サブタイトル長っ!!

第2クールにおけるストーリー上の締め括りが前話とすれば、今話は第3クールへの布石(※この辺りは後記参照)としての意味合いが見られる、あらためての第2クールラストと言えないでもないアニメオリジナル話に。
しかし、これまでのオリジナル話(第10話第18話)では、パロディネタが大きく暴走した前科があるだけに、今回もAパート序盤の流れからして、“ネタ>ストーリー”で押し切ってしまうのではないかと思われましたが、流石に今回ばかりは杞憂だったものの、果たしてストーリー全体としては、唐突に西沢さんから切り出された「告白の返事」を誤魔化す為、その場を取り繕った“記憶喪失”なんて嘘が招いた、実にベタな展開に。

そうしてハヤテの記憶を取り戻すべく、第20話以来となるナギと西沢さんのバトルが始まる…かと思いきや、何故か其処にクラウスが割り込み、ただの意地の張り合いとタイミングの悪さが連続するワンパターンの繰り返しになってしまった構成には、ちょっと残念だったかも。
これで例えば、ナギのサポート(邪魔)にクラウスが回り、足を引っ張るのに対し、西沢さんが大きくポイントを稼ぐ様な、第20話とは逆のポジションとして、普通にフィーチャーされていれば、もう少し面白くなっただけに、妙にクラウスを変態キャラとして押し出している製作サイドの気持ちが空回りしたと言えなくも;
それでも巨大亀に襲われた際に、西沢さんがナギを守るという展開で、ある意味ではイーブンになったと思われる分、オリジナル話で消化するものとしては、これはこれで巧く纏ったかな、と。

ちなみに、先述したAパート序盤のパロディネタ満載だった部分を、簡単に触れておくと---ギルバートが搭乗していた珍妙なロボット、その形状が「ボー○+おわん」=「目玉のお○じ」を再現していたのには吹いたw
更に、ハヤテが反撃とばかりに用意した黒いケースを転送する流れが、「電脳警察サイ○ーコップ」の「ブラック○ェンバー」だったのを始め、ギルバートのコスチュームが「ヤッ○ーマン」の「ドロン○ョ様」そのものだったり、爆発時のドクロ雲→3人漕ぎの自転車(「ボ○ッキー」と「トン○ラー」はぬいぐるみ)も登場。
そして、その爆発に巻き込まれたハヤテが、1万何千年後の未来で呟いた「ノ・ノ・リ・リ」云々と、天の声の「オカエリナサイ」なるセリフが「トッ○を○らえ!」シリーズのパロディになっていたりと、正にやりたい放題。
とりあえず天の声=若本御大に「オカエリナサイ」のセリフを充てたのはグッジョブでしたわw
加えて、これはある意味でのセルフパロディとして---、

西沢さん「私の執事にならないかな?」
クラウス「ハイ、喜んでお嬢様」
西沢さん「…誰?」


---なんてアバンコントには大爆笑しましたよw

ところで余談ですが、もしも今回登場した「歩お嬢様」ネタが、「執事とらのあな」編での「西沢家での執事試験」に代わるものだとすれば、今後の構成も大きく変わってくる事になるのか否か。
個人的には、其方は其方で見てみたかっただけに、もしもこれで終わりというのであれば、ちょっと消化不良かも;

さて、次回からは「執事バトル大会」なる新展開に。
こうなると第2クールのラストにオリジナル話を持って来たのも、最初に触れた通り、続く第3クールがオリジナル展開で開幕する為の布石と考えられなくもないですが、問題はその「執事バトル大会」をどの程度引っ張るのかという事。
困った時にはバトル大会なんて、何処かの少年誌ではあるまいし、あまりダラダラと続けられても…ともあれ、突如として表舞台に登場した白皇学院理事長、意味ありげな新キャラ、そして「ウ○ナ」っぽいヒナギクに、ちょっとだけ期待しつつ、暫くは展開を見守ろうかとw
そんな次回予告キャッチは、サブタイトル(「ハヤテ大地に立つ」→「ガンダム大地に立つ」)の元ネタから「君は、生き延びる事が出来るか?」(機動戦士ガンダム)。

なお、同じく次回より、OP曲が「七転八起☆至上主義」<KOTOKO>に変更。
また同時なのかは判然としないものの、ED曲も「Chasse(シャッセ)」<詩月カオリ>へと変更されるそうで。
これでもしも、第4クールのED曲に島みやえい子さんが登場すれば、I'veの歌姫5人が「ハヤテ」で顔を揃える事に…果たして?

最後は恒例のアイキャッチしりとり。

<第1話「ハヤテのごとく!」(ハヤテ)→「クリスマス」(ナギ)>→<第2話「ス・キ」(サンタ)→「キ・ラ・イ」(マリア)>→<第3話「いとこんにゃく」(タマ)→「くせもの」(エイト)>→<第4話「のり」(ヒナギク)→「リンパ」(雪路)>→<第5話「パチパチパンチ」(咲夜)→「血祭りワッショイ」(伊澄)>→<第6話「いらっしゃいませ、ご主人様」(学館組)→「まあまあまあ」(黒服)>→<第7話「愛していると言ってくれ」(ワタル)→「恋愛ビーム」(サキ)」>→<第8話「むっちりスケベ」(女装ハヤテ)→「別に触っただけじゃない」(クラウス)>→<第9話「イカはいかが?」(ナギ)→「がっつりいただきます」(ヒナギク)>→<第10話「酢飯ビーム!」(マオウ・ザ・グレートステイジアン・オブ・阿部(仮))→「ムッシュムラムラ」(生徒会3人娘)」>→<第11話「ランバダ」(マリア)→「団塊の世代」(三千院帝)>→<第12話「いちご大福」(西沢さん)→「くるくる廻る夢なんて」(ハヤテ)>→<第13話「照れてます、久々の出番で」(クラウス)→「デラックスアニメーション、タマのごとく!」(タマ)>→<第14話「串焼きだ!」「ラジャー!」(ナギ&ハヤテ)→「ジャパ~ン、ゴウでぇ~す」(雪路)>→<第15話「助さん格さん懲らしめてやりなさい」(氷室)→「いつでもコーヒー淹れてあげるよ」(大河)>→<第16話「四つ葉のクローバー、みぃつけた」(野々原)→「たまたまなんです、助けて野々原ーっ!」(東宮)→「ラーメン大好き小池さんのうた」(ヒナギク)→「たまたまタマに会ったら『タマー』って呼んでね!」(タマ)>→<第17話「猫が寝転んだ」(ブリトニー)→「だっふんだ!だいじょうぶだぁ」(ナギ)>→<第18話「橙色ってオレンジ?」(シュミット+ロボ2体)→「自分で考えなさい」(ヒナギク)>→<第19話「いま、あいにいきます」(ワタル&サキ)→「す、スースーするんです」(マリア+ゴキブリマン?)>→<第20話「スイカのたね、ぺっ!」(生徒会3人娘)→「ペロさんファイトー!」(西沢さん)>→<第21話「とうとう4人組!」(ナギナギランドの住人たち)→「耳の長い動物、な~んだ?」(牧村志織)>→<第22話「だーから、ヘラだっつーの、ヘラ」(マリア)→「ラッキーチャチャチャ、じゃなーい!」(ナギ)>→<第23話「いっひひひひ…リンゴ大好き」(雪路)→「貴様の悪事、見抜いたり!」(ザ・生徒会役員)>→<第24話「リアルラブ」(伊澄)→「ブラジャーコンプレックス」(ワタル)>→<第25話「スシ、スキカー?」(ナギ)→「開国シテクダサァーイ」(ギルバート)>→<第26話「インドカレーは」「かれーぞ」(西沢さん&ナギ)→「象はおっきいんだゾウ…寒っ」(ハヤテ)>

ハヤテの「寒っ」については、「サムッ」(ム)なのか「サブッ」(ブ)なのかが判然としなかったので、次回のアイキャッチAにて登場する単語で判断しますわ。
もっとも、こうして字面で書く分には支障有りませんけどw


おので父親の頭殴る、中3男子を殺人未遂で逮捕…長野

こんな形で連鎖しなくても…そしてこれが「ひぐらし解」にとって、更なる追い討ちにならない事を祈るばかりです。

※09.25追記

とりあえず、「テレ玉」では一連の事件の影響を受ける事無く、普通に放送されて何よりでした。